2019年8月5日から、マカオ空港では全てのカウンターが出発の1時間前に手続きを終了します。空港には出発の3時間前をめどに到着するのがおすすめです。
夏休みのご予定はお決まりですか?マカオは日本より少し早く夏休みに入ります。私も夏休みを利用して、家族で九州に遊びに行ってきました。今回早めに出たつもりが、まさかの最終のご案内で焦りました。ギリギリでバタバタしてドキドキだったので、次回はもっと余裕を持って行動しようと思います。
マカオ空港は予想外の大混雑
私は毎年、マカオ空港からマカオ航空を利用して日本に帰っています。自宅からマカオ空港までタクシーで15〜20分程度です。まあ2時間前に出ましょうかと出発しました。マカオ人は比較的のんびり屋さんが多いのです。
試されるグランドスタッフ
到着してみると、人!人!人!混雑に驚きました。今日、平日だよね…?みんな夏休みなのか〜!マカオ人ってのんびりしていて、忙しさにフリーズしてしまう人の方が多いけど、マカオ航空のグランドスタッフはこの混乱に耐えうるのか?頑張れ!
オンラインチェックインを忘れずに!
とにかくチェックイン待ちの長蛇の列に並びます。前日14時からオンラインチェックインができることを失念していました。オンラインチェックインはフライト時刻の2時間前までで、到着した時には締め切りを過ぎており、アウト。悔しいです!オンラインチェックイン済みの場合は荷物を預けるだけなんですが、こちらもかなり長い列ができていました。
チェックイン待ちの列と間違えてこちらに並び、隣のお姉さんに
「ごめんなさい、間違えて並んじゃった。入れてもらえませんか?」
と頼んだところ、快く前に入れてもらえました。マカオ人は優しい方が多いです。ありがとうございます!
列の半分あたりで時間切れ
列に並ぶこと1時間…フライト時間が近づき、スタッフが「福岡」のバナーを持って列の間を歩き始めました。
「はい!福岡に乗ります!」
とスタッフを呼び止め、別の列に並び直します。チェックインはできたものの、混んでいるので家族3人並び席は取れないと言われました。オンラインチェックインしておけば良かった!悔しいです!(2回目)帰りは絶対忘れずにオンラインチェックインしようと心に決めました。
結論:連休や長期休暇の際は早めに空港へ
今までは連休や長期の休みは外して日本に帰っていたので、夏休みがこんなに混むとは思っていませんでした。成田や関空行きはもっと早い時間に出発なので、3時間前に出てちょうど良かったくらいだと思います。今年は成田便が1日2便に増えましたし、近年マカオ空港の利用者数が増えているというのも関係あるかもしれません。
8/5以降は、マカオ空港の全てのカウンターが出発の1時間前にクローズするので、空港に向かうのは少し早すぎるくらいでいいかもしれませんね。パッケージツアーでマカオに来られる場合には、旅行会社でバッチリ旅程管理されているので、安心してください。
搭乗口は1番端!最後のバスでバタバタ搭乗
予想外の混み具合で、ギリギリの搭乗になってしまいました。空港でおみやげや化粧品をチェックするのが好きなのですが、今回は時間に余裕がありませんでした。
免税エリアで最後のお買い物
保安検査場を抜け、出国します。出国エリアには化粧品やブランド物、マカオのおみやげ、漢方やチョコレート、ハロッズショップなどがあります。今回は時間がありませんから、とにかく搭乗口を目指しました。福岡行きの搭乗口は1番奥です。
マカオは消費税がないので、免税エリアでも街中でも価格はそう変わりませんが、マカオみやげの定番・雑貨やクッキーもありますので、買い忘れたものがあればここで手に入ります。
飲み物を買うなら小銭を残しておきましょう
夫が「水が買いたい」と搭乗口の近くにある自動販売機へ向かいました。
空港スタッフ「福岡行き、最終のご案内で〜す!」
私「ハイハイ、乗ります!」
夫を待ちつつ搭乗券を準備していると、手ぶらの夫が帰って来ました。
私「水は?」
夫「小銭がないから買えなかった」
私「澳門通使えなかった?小銭ならあるけど…」
夫「時間がないから、飛行機に乗ってからお水をもらおう!」
バスに乗り込み気持ちを落ち着けます
搭乗口から飛行機までは、バスで移動します。すでに数人が車内で待っていました。そのまま車内で待つこと10分ほど。出発の時間が近づいて来ました。最後の乗客を乗せて、バスが出発します。飛行機までは2~3分の距離です。乗り込んでみると、満席というわけではなさそうです。
いよいよ機上へ!福岡まで3時間15分
マカオ航空は、110~180席程度の比較的小さい飛行機を使用しています。エコノミークラスは3席・3席の6名1列、ビジネスクラスは2席・2席の4名1列で、ファーストクラスはありません。私はビジネスクラスに乗ったことはありませんが、お客様から「エコノミーと大して変わらないんじゃないの」と冗談を言われたことがあります。
www.airmacau.jp
エチケット袋を確保し機内誌と安全確認など
子どもが乗り物酔いしやすいので、まずエチケット袋を確保します。 手持ちのスカイマーク航空とターボジェット(香港マカオ間フェリー)のエチケット袋と比べて、半分かそれ以上に薄いですが、もれることなくしっかり使えます。ただ、口の部分は薄いだけに濡れるとボロボロ破けたりシールがくっつかなくなりやすいので、万一の場合は取り扱いに注意が必要です。
シートベルトをしたら、子どもと一緒に「安全のしおり」を見ながら安全確認します。日本語も併記してあるので安心です。その後機内誌などをチェックしていると、1枚の案内が目に入りました。
インフライトWi-Fiで動画を楽しめる!
「インフライトWi-Fiを使うための基本3ステップ」
飛行機内のWi-Fiを利用して、動画やゲームが楽しめるサービスです。メールチェックやインターネットはできません。マカオ航空は座席ごとにテレビ画面がついていないのですが、タブレットやスマホがあれば手元で映画やゲームが楽しめます。
1.「設定」の「Wi-Fi」で「AIRMACAU」を選択します。
2.ブラウザ(例えばiPhoneならsafariアプリ)を開くと、自動的にマカオ航空のページが開きます。もし開かない場合は「ife.airmacau.com.mo」をアドレスバーに入力してください。
3.エンターテイメントを楽しめます。言語は中国語の簡体字と繁体字、英語の3つです。
手持ちの携帯やタブレット、パソコンで映画やTV番組、子ども向けの映画やアニメを見たり、ゲームで遊べます。映画やドラマは香港や中国のものを中心に、ヒューマンドラマやカンフー、コメディなどが選べます。
機内で流れていたのもここからの映画で、マカオ発は香港映画「家和萬事驚」、日本発は中国映画「找倒你」でした。子供番組もミニオンの映画やパウパトロールなど豊富で、ぐずりやすい年頃の子どもの暇つぶしにも最適です。
飲み物のサービスと機内食で一息
飛行機が飛び立ってから1時間ほど経つと、飲み物と機内食のサービスが始まりました。飲み物はビール、ワイン、りんごジュース、オレンジジュース、水などがありました。コーヒーと紅茶もあると思います。
チョイスはマカオ発は鶏肉と魚で、魚はサーモン。味つけは和風です。マカオ発の際は全員の機内食に250mlの小さい水のボトルがついてきました。
日本発は牛肉と魚で、牛肉はすきやき風、魚は白身魚。こちらもも和風の味つけでした。付け合わせにそうめんやそば、フルーツ、サラダなどがつきました。
キッズミールはケチャップライスに唐揚げ、にんじんとブロッコリー、フルーツ、大きめのカップゼリー、キットカットでした。
到着!あっという間の空の旅
3時間のフライトは、正直あっという間に到着します。直行便は、なんといってもその便利さが魅力です。子連れ旅行やおじいちゃんおばあちゃんとの家族旅行、香港や中国には寄らずマカオだけを楽しむ場合には、直行便のご利用をおすすめします。
旅行の計画を立てる際には、お得な航空券一括比較『スカイスキャナー』 がおすすめです。同じ航空会社、同じ路線であっても購入の時期で値段が変わったりするので、私も最安値で買うためによく利用しています。