マカオの世界遺産には全部で30の見どころがあり、そのうちの8つは広場です。
それぞれの広場に特色があります。
今日は媽閣廟前「バラ広場」を紹介します。
※情報は2020年9月現在のものです。1MOP(マカオパタカ)=約13.5円
波模様が美しい広場
媽閣廟前、バラ広場。
お天気がいい日はとても気持ちいいです。#マカオ #世界遺産 pic.twitter.com/4MkQ67ssaN— 椿??いんよんちゃ通信 (@macaukiva) September 23, 2020
バラ広場は媽閣廟の前にあり、林則徐が訪れたこともあるマカオの最重要スポットの1つです。
1999年の中国返還前に敷き詰められた、波模様の石畳が特徴です。
大きなカエンボクの木が特徴で、暑くなってくると真っ赤な花を咲かせます。
カエンボクの近くには、キヨスクスタイルの売店がありますが、観光客の少ない現在は一時閉店中です。
売店の周囲にはベンチがたくさんあり、疲れた際や一休みしたい場合には、座って休憩することができます。
地名の由来
「Barra」はポルトガル語の「港」という言葉に由来していると学びましたが、調べてみるとポルトガル語で港は「Porto」なんですよね。
「Barra」で翻訳すると、「バー」しか出て来ません。
しかしポルガルには「Barra beach」などの地名があるので、いずれにせよポルトガルにゆかりのある地名なのでしょう。
周辺情報
バラ広場は、マカオで1番のパワースポットである媽閣廟や海事博物館、マカオの万里の長城に面しています。
媽閣廟
マカオの龍脈で最もパワーが強い、龍の頭が位置する場所です。
どんな願いも叶えてくれると言われる、道教の海の女神アマ様をまつっています。
海事博物館
マカオの船や航海の歴史、日本との貿易の歴史などについて学べる博物館です。
船や歴史が好きな方におすすめ。
アマ伝説を紹介する、プチ人形劇シアターもあります。
アクセス・行き方
徒歩で
セナド広場から約30分
公共バスで
「媽閣廟站」徒歩0分
「媽閣総站」徒歩3分
運賃一律6MOP(約80円)、マカオパス利用で3MOP(約40円)
リスボア前バスターミナル「亞馬喇前地」から所要時間約20分、
セナド広場から徒歩5分「金碧文娛中心」から所要時間約10分、
「10A、11、21A」で「媽閣廟站」下車
6~15分に1本
マカオタワー前から所要時間5分、
「18B、26」で「媽閣総站」下車
5~8分に1本
タクシーなら
「媽閣廟」と書いて渡しましょう。
マカオのガイドブックは地球の歩き方 マカオ 2018~2019がおすすめです。地図が素晴らしい。
施設情報
バラ広場
住所:澳門媽閣廟前地
開放時間:24時間
広場にも歴史あり
媽閣廟の前にあり、休日にはドラゴンダンスやポルトガルダンスなどのイベントが行われることも多いバラ広場は、人々の歴史を見つめてきました。
中国風寺院の前にポルトガル風の石畳が広がっているのが、マカオらしいですよね。
ぜひこの風景を楽しんでみてくださいね。
以下におすすめのマカオ旅行本を紹介しておきます。
マカオ行ったらこれ食べよう!: 地元っ子、旅のリピーターに聞きました。
CREA Traveller Autumn 2019 (新しさと懐かしさと 香港・マカオ)