マカオのデモ・治安・防犯・安全のポイント2020

マカオ 治安 防犯 安全

長引く香港デモの影響で香港は大みそかの花火中止が発表されるなど、なかなか落ち着かない状況です。

では香港のお隣、マカオの治安や安全状況はどうでしょうか?

マカオ在住ツアーガイドが、現地の情報をお伝えします。

※情報は2020年2月更新。1MOP(マカオパタカ)=約13.5円、1HKD(香港ドル)=約14円

 

新型コロナウイルス(COVID-19)に関する情報は、こちらの記事をご覧ください。

【新型コロナウイルス】マカオ旅行は安全?ツアー・航空会社・入国制限まとめ

【随時更新】新型コロナウイルス・マカオの感染者数・防疫対策まとめ

 

 

マカオに香港デモの影響はある?

マカオ タイパハウスミュージアム

マカオでは、デモや抗議活動などは行われていません。

香港のデモは、マカオ旅行にはまったく影響ありません

 混雑しなくて過ごしやすいくらいです。安心してお越しください。

 

マカオ空港を利用しよう

マカオ旅行に来られる方は、香港空港を利用する方が半数以上です。

香港・マカオ周遊する方が多いこともその理由に挙げられます。

しかし今回デモで香港の治安に不安を覚え、旅行の中止を検討する方が増えました。

そんな今なら、マカオ空港直行便を利用するのがおすすめです。

 

成田空港・関西空港・福岡空港から、マカオまで直行便が出ています。

成田、関西からは毎日2便、福岡から週4便の運航です。

マカオ空港はデモの影響を受けていないので、安心して過ごすことができます。

 

直行便利用のマカオ旅行の予算はこちらの記事が参考になります。

www.macao-guide.com

 

香港空港を利用するならバス移動がおすすめ

香港空港からは、空港近くの港珠澳大橋を利用するのがおすすめです。

橋の入口である香港口岸から、最短5分おきにマカオ行きのシャトルバスが運行しています。

タイミングを気にせず、すぐマカオへ向けて出発できて便利です。

 

もう1つの手段として、空港発マカオ行きのフェリーがあります。

本数は少ないものの、香港入国を経ずに直接マカオに入国できるため、特に安全面で不安がある方におすすめです。

 

空港から香港口岸まで

路線バスなら

所要時間 10分ほど

運賃 6HKD(約80円)

 

香港口岸からマカオ口岸まで

所要時間 40分ほど

運賃 65〜70HKD(約1,000円)

24時間運行

 

マカオ口岸からマカオ市内まで

所要時間30〜50分

路線バスなら6MOP(約80円)

タクシーなら70〜150MOP(1,000〜2,000円)

 

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フェリーの時間・運賃

マカオフェリーターミナル(マカオ半島)行き

香港空港発 11:00、18:00

タイパフェリーターミナル(タイパ島、コタイエリアからすぐ)行き

香港空港発 16:15

所要時間 65分

運賃 270HKD(約3,800円)

 

凶悪犯罪が少ない

マカオ ラザロ地区

先日、マカオの犯罪統計が発表されました。2019年の1月から6月の殺人事件発生件数は2件です。

日本の場合は7月までで583件ありました。

日本の人口はマカオの188倍ですから、それを加味してもマカオでの殺人事件の発生率は日本より1.5倍低いです。

日本は世界の中ではとても安全で治安がいい地域ですが、マカオは凶悪犯罪が少ない、さらに安全な場所だとわかります。

 

盗難に注意

一方、スリは日本と比べてとても多いです。

日本が7月までで1,929件なのに対し、マカオは6月までに597件発生しています。

スリの発生率は、日本と比べて58倍です。

マカオで起きる犯罪の3割は、盗難やスリが占めます。

旅行者が狙われやすいですから、被害にあわないよう、くれぐれも手荷物には注意しましょう。

【防犯のポイント】置き引き対策

・荷物から目を離さない

・飲食店などで座席に荷物を置いたまま席を立たない

【防犯のポイント】スリの被害にあわないためのコツ

・荷物は身体の前に持つ

・カバンのチャックは必ず閉める

・ジッパーのついていないカバンは抱えるように持つ

・飲食店などで荷物は背中側ではなく、ひざの上か足の間に置く

※特に港や空港、世界遺産やカジノの中では注意が必要です。

 

詐欺に注意

マカオの6月までの詐欺発生件数は594件でした。

日本と比べると、詐欺事件の発生率は6倍近くあります。

最近は電話によるオレオレ詐欺も増えているそうです。賭博詐欺などもあります。

知らない人と話をすることは、トラブルを招く第一歩です。

たとえ日本語を話す相手であっても、安易に知らない人について行ったりしないよう注意してください。

よくあるケース

カジノで話しかけられて、家に誘われるままついて行った。

賭け事をしないかと言葉巧みに誘われ、最初は勝っていたがそのまま帰れない雰囲気になり、最後の勝負で負けてしまい大金を奪われた。

※公営のホテルのカジノ以外での賭博は法律違反です。

誘われても乗らないようにしましょう。

 

夜の散策は大通りを歩こう

マカオ カジノ 防犯

マカオはカジノが24時間営業している、眠らない街です。

夜でも明るく、女性だけでも安心して夜景散策ができます。

ただ、強盗事件などが全く起きないわけではありません。

夜は路地裏など暗い道を通るのは避け、大通りを歩きましょう。

飲みすぎてつぶれるのも危険です。

海外にいることを忘れず、緊張感を持って行動することをおすすめします。

 

治安のいいマカオでも油断は禁物

マカオは治安が良く、日本人が犯罪に巻き込まれることはほとんどありません。

ただ不運にも、スリにあったお客さんは今までに数人おられました。

1人1人が防犯意識を持つことが大切です。

日本よりもスリが多い地域と心得て、トラブルに巻き込まれないよう気をつけましょう。

 

マカオ 治安 防犯 安全

長引く香港デモの影響で香港は大みそかの花火中止が発表されるなど、なかなか落ち着かない状況です。

では香港のお隣、マカオの治安や安全状況はどうでしょうか?

マカオ在住ツアーガイドが、現地の情報をお伝えします。

※情報は2020年2月更新。1MOP(マカオパタカ)=約13.5円、1HKD(香港ドル)=約14円

 

新型コロナウイルス(COVID-19)に関する情報は、こちらの記事をご覧ください。

【新型コロナウイルス】マカオ旅行は安全?ツアー・航空会社・入国制限まとめ

【随時更新】新型コロナウイルス・マカオの感染者数・防疫対策まとめ

 

 

マカオに香港デモの影響はある?

マカオ タイパハウスミュージアム

マカオでは、デモや抗議活動などは行われていません。

香港のデモは、マカオ旅行にはまったく影響ありません

 混雑しなくて過ごしやすいくらいです。安心してお越しください。

 

マカオ空港を利用しよう

マカオ旅行に来られる方は、香港空港を利用する方が半数以上です。

香港・マカオ周遊する方が多いこともその理由に挙げられます。

しかし今回デモで香港の治安に不安を覚え、旅行の中止を検討する方が増えました。

そんな今なら、マカオ空港直行便を利用するのがおすすめです。

 

成田空港・関西空港・福岡空港から、マカオまで直行便が出ています。

成田、関西からは毎日2便、福岡から週4便の運航です。

マカオ空港はデモの影響を受けていないので、安心して過ごすことができます。

 

直行便利用のマカオ旅行の予算はこちらの記事が参考になります。

www.macao-guide.com

 

香港空港を利用するならバス移動がおすすめ

香港空港からは、空港近くの港珠澳大橋を利用するのがおすすめです。

橋の入口である香港口岸から、最短5分おきにマカオ行きのシャトルバスが運行しています。

タイミングを気にせず、すぐマカオへ向けて出発できて便利です。

 

もう1つの手段として、空港発マカオ行きのフェリーがあります。

本数は少ないものの、香港入国を経ずに直接マカオに入国できるため、特に安全面で不安がある方におすすめです。

 

空港から香港口岸まで

路線バスなら

所要時間 10分ほど

運賃 6HKD(約80円)

 

香港口岸からマカオ口岸まで

所要時間 40分ほど

運賃 65〜70HKD(約1,000円)

24時間運行

 

マカオ口岸からマカオ市内まで

所要時間30〜50分

路線バスなら6MOP(約80円)

タクシーなら70〜150MOP(1,000〜2,000円)

 

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フェリーの時間・運賃

マカオフェリーターミナル(マカオ半島)行き

香港空港発 11:00、18:00

タイパフェリーターミナル(タイパ島、コタイエリアからすぐ)行き

香港空港発 16:15

所要時間 65分

運賃 270HKD(約3,800円)

 

凶悪犯罪が少ない

マカオ ラザロ地区

先日、マカオの犯罪統計が発表されました。2019年の1月から6月の殺人事件発生件数は2件です。

日本の場合は7月までで583件ありました。

日本の人口はマカオの188倍ですから、それを加味してもマカオでの殺人事件の発生率は日本より1.5倍低いです。

日本は世界の中ではとても安全で治安がいい地域ですが、マカオは凶悪犯罪が少ない、さらに安全な場所だとわかります。

 

盗難に注意

一方、スリは日本と比べてとても多いです。

日本が7月までで1,929件なのに対し、マカオは6月までに597件発生しています。

スリの発生率は、日本と比べて58倍です。

マカオで起きる犯罪の3割は、盗難やスリが占めます。

旅行者が狙われやすいですから、被害にあわないよう、くれぐれも手荷物には注意しましょう。

【防犯のポイント】置き引き対策

・荷物から目を離さない

・飲食店などで座席に荷物を置いたまま席を立たない

【防犯のポイント】スリの被害にあわないためのコツ

・荷物は身体の前に持つ

・カバンのチャックは必ず閉める

・ジッパーのついていないカバンは抱えるように持つ

・飲食店などで荷物は背中側ではなく、ひざの上か足の間に置く

※特に港や空港、世界遺産やカジノの中では注意が必要です。

 

詐欺に注意

マカオの6月までの詐欺発生件数は594件でした。

日本と比べると、詐欺事件の発生率は6倍近くあります。

最近は電話によるオレオレ詐欺も増えているそうです。賭博詐欺などもあります。

知らない人と話をすることは、トラブルを招く第一歩です。

たとえ日本語を話す相手であっても、安易に知らない人について行ったりしないよう注意してください。

よくあるケース

カジノで話しかけられて、家に誘われるままついて行った。

賭け事をしないかと言葉巧みに誘われ、最初は勝っていたがそのまま帰れない雰囲気になり、最後の勝負で負けてしまい大金を奪われた。

※公営のホテルのカジノ以外での賭博は法律違反です。

誘われても乗らないようにしましょう。

 

夜の散策は大通りを歩こう

マカオ カジノ 防犯

マカオはカジノが24時間営業している、眠らない街です。

夜でも明るく、女性だけでも安心して夜景散策ができます。

ただ、強盗事件などが全く起きないわけではありません。

夜は路地裏など暗い道を通るのは避け、大通りを歩きましょう。

飲みすぎてつぶれるのも危険です。

海外にいることを忘れず、緊張感を持って行動することをおすすめします。

 

治安のいいマカオでも油断は禁物

マカオは治安が良く、日本人が犯罪に巻き込まれることはほとんどありません。

ただ不運にも、スリにあったお客さんは今までに数人おられました。

1人1人が防犯意識を持つことが大切です。

日本よりもスリが多い地域と心得て、トラブルに巻き込まれないよう気をつけましょう。

 

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