100年続くマカオ料理の老舗、佛笑樓(ファッシウラウ/ふっしょうろう)はセナド広場からほど近い福隆新街にあり、伝統的なマカオ料理が楽しめます。
私も大好きで、家族でよく行くレストランです。
佛笑樓のおすすめメニューや、お店の雰囲気などを紹介します。
※情報は2020年9月現在のものです。1MOP(マカオパタカ)=約13.5円
シックな店内
雰囲気のある店内は、記念日のディナーにもおすすめです。
名物メニューとともに、旅の思い出に残る素敵な時間を過ごせますよ。
おすすめメニュー
伝統的なポルトガル料理だけでなく、炒飯など中華に近い料理も多く、東西文化の融合を感じるマカオ料理が楽しめるお店です。
中でも行くたびに注文する、鉄板のおすすめメニューを紹介します。
カルド・ヴェルデ
スープは定番の「緑のスープ」カルド・ヴェルデ(葡國青菜湯58MOP、約780円)です。
じゃがいものすりおろしと青菜の細切りに、ポルトガルソーセージのチョリソーが入った優しい味のスープです。
オリーブオイルを少し垂らしていただくのがおすすめ。
バカリャウボール
バカリャウはタラの塩漬けのことで、ポルトガル料理名物の高級食材です。
中でも手軽に食べられて人気のバカリャウのコロッケ(馬介休球/6個118MOP、約1,560円)は、ビールや白ワインのおつまみにもよく合います。
お子さんから年配の方まで喜ばれる味です。
イワシの炭焼き
素材の味をいかした、ポルトガル名物のグリル料理もおすすめです。
イワシの炭焼き(西洋焼沙甸魚175MOP、約2,360円)は、日本人にとってはほっとする、焼き魚そのもの。
お好みでレモンを絞ると、さわやかにいただけます。
イチオシ!アフリカンチキン
アフリカンチキン(非洲鶏/半羽245MOP、約3,300円)は、ぜひ食べていただきたい名物料理の1つです。
香ばしいグリルチキンに、スパイスの効いたピリ辛のソースが食欲をそそります。
ちょっとお行儀は悪いですが、残ったソースをパンにつけて余さずいただきたいおいしさです。
ポルトガルチキン
マカオ料理の代表・ポルトガルチキン(椰汁葡國鶏168MOP、約2,270円)は、ポルトガルにはないマカオ料理の代表です。
甘く香ばしいココナッツの香り豊かなチキンカレーは、ゴロゴロ入った骨付きチキンと大きな野菜がワイルドさを演出します。
パン粉をかけてオーブンで焼き上げる、サクサクとろりの食感も魅力です。
熱々をいただきましょう。
ステーキ
ポルトガル名物のグリル料理の中でも、お肉大好きな肉食系の方におすすめなのがステーキです。
旨みたっぷりのやわらかいヒレステーキ(馬奴薄牛柳240MOP、約3,240円)は、肉汁たっぷりでたまりません。
食べ応えのあるスペアリブのステーキ(香草焼牛肋骨190MOP、約2,570円)は、こんがりと香り良く焼き上げてあり、食べ応えがあります。
ハトの丸焼き
高級食材ハトの丸焼き(石岐焼乳鴿168MOP、約2,270円)は、佛笑樓の名物料理です。
90年続く秘伝のレシピで作るソースでマリネした、香ばしい皮と身の味わいを楽しみましょう。
お好みでレモンを絞っていただくと、香りがいいです。
1皿に1羽を半分にカットして出てきます。
ビニール手袋と紙おしぼりが出ますので、遠慮なく手でかぶりつきましょう。
ポークチョップライス
佛笑樓のポークチョップライス(焗骨飯150MOP、約2,030円)は、マカオでも有数のおいしさです。
ケチャップと卵のピラフの上に骨付きのトンカツを乗せ、トマトソースを乗せてオーブンで焼き上げた、お子様ランチのような魅力あふれる一皿は絶品!
こちらもポルトガル料理店では見かけない、マカオ料理店ならではの楽しいメニューです。
ポークチョップライスのことをB級グルメと言われたことがありますが、いやいや私はA級だと思っています。
スフレ
佛笑樓に来たら食べずには帰れないデザートが、スフレ(梳乎厘/Lサイズ320MOP約4,320円、Sサイズ200MOP約2,700円)です。
大きく焼きあがったスフレは見た目にも楽しく、盛り上がります。
チョコレートソースを、たっぷりかけていただきましょう。
焼き上がりに40~50分ほどかかるので、早めに頼んでおくのがおすすめです。
アクセス・行き方
セナド広場から徒歩4分
新馬路から福隆新街に入ってすぐ
店舗情報
レトロな街並みの歴史ある店構え
佛笑樓は歴史があるレストランで、サービスも行き届いています。
ポルトガル料理レストランにはありがちですが、割と量が多いため、夫婦2人だと品数を頼めないので、家族の集まりなど大勢で行くことが多いです。
ポルトガル料理に留まらない、マカオならではの東西文化の融合を感じられるレストランの1つなので、グループでマカオを訪れる際にはぜひチェックしてみてください。
レストランのある福隆新街は、セナド広場から近く、食後の散策も楽しめます。
マカオ新八景に選ばれた趣のある街並みで、昼は赤が映えて美しく、夜はライトアップがロマンチックで素敵ですよ。
マカオのガイドブックは地球の歩き方 マカオ 2018~2019がおすすめです。地図が素晴らしい。
以下におすすめのマカオ旅行本を紹介しておきます。
マカオ行ったらこれ食べよう!: 地元っ子、旅のリピーターに聞きました。
CREA Traveller Autumn 2019 (新しさと懐かしさと 香港・マカオ)