日本語に広東語由来のものがあるように、日本語由来の中国語もあります。
中国語で読むと日本語発音になるように、当て字がついているのが面白いです。
文章で見た場合は、日本語だと気づかないかもしれませんね。
発音記号は広東語読みで当てていますが、普通話でも読みはほとんど同じです。
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カワイイ
卡哇伊(kaa1 waa1 yi1)
今や「カワイイ」は日本文化の代名詞。
英語にも「Kawaii」という表現がありますね。
私もディズニーランドに行くと、テンションが上がって「かわいい」連発してしまいます。
私たちが「中国人って本当にアイヤーって言うんだ」くらいの感じで、彼らも「日本人って本当にカワイーって言うんだ」と思っているかもしれませんね。
カラオケ
卡拉OK (kaa1 laa1 OK)
こちらも世界中で使われていますね。
英語だと、「カリオキー」と言われますが、広東語ではやや語気の強い「カーラーオーケー」と話されます。
カラオケが普及することで、ステージでマイクを持って歌うことの楽しさが、プロの歌手だけではなく一般層にまで広がりました。
カラオケでめいっぱい歌うと、ストレス発散になってスッキリしますよね。
日本発祥のカラオケ。
この気持ちよさを海外の方が知って、世界中に広まったと思うと、胸が熱くなりますね。
マカオにも日本ほど多くないですが、カラオケボックスがあります。
日本の歌も歌えますよ。
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香港マカオと日本の歌
香港では「いとしのエリー」や「モニカ」など、たくさんのJ-POPが広東語でカバーされてきました。
昨日はテレビで香港の女性歌手ヴィンシーさんが、中島美香さんの「雪の華」の広東語カバー曲、「花無雪」を歌っていました。
中には、有名な「日本語の歌」もあります。
親せきのおじさんが、坂本九さんの「上を向いて歩こう」が大好きです。
酔ってくると、うちの息子を捕まえて日本語で歌い出します。
日本のアイドルとアニメは、マカオでも根強い人気があります。
先日、マカオの世界遺産でオタ芸を撮影しているグループがいました。
YouTuberかなと思って後で調べてみたところ、発見。
こちらが私が目撃したグループの「ヲタ芸」動画です。
「メグメグ☆ファイヤーエンドレスナイト」という曲で踊っていました。
日本で10年以上前に流行った曲のようです。
10万再生あって、人気があるんだなと思いました。
うどん
烏冬 wu1 dung1
うどんは英語でも「Udon」ですね。
世界中どこへ行っても、「うどん」と言えばうどんが食べられる。
こんなに嬉しいことはないですね。
私の故郷、博多と言えば豚骨ラーメンが有名ですが、実は福岡では、ラーメンよりもうどんの方がよく食べられているんですよ。
知ってましたか?
ごぼ天うどんは、博多っ子のソウルフードなんです。
日本文化の輸出
可愛い、カラオケ、うどん。
中国語になった日本語は、もれなく英語にもなっていました。
いずれも日本の文化が海外に進出したと思うと、なんだか嬉しいですね。
逆に日本人が、世界のどこに行っても欲していることの代表なんでしょうか。
台湾では、「紅豆尼」と書いて「ほんとうに」を表現するそうですよ。
「紅豆」は「あずき」のことを表します。
面白いですね。
マカオのガイドブックは地球の歩き方 マカオ 2018~2019がおすすめです。地図が素晴らしい。
以下におすすめのマカオ旅行本を紹介しておきます。
マカオ行ったらこれ食べよう!: 地元っ子、旅のリピーターに聞きました。