マカオのCOVID19防疫について、5月3日よりスタートした新システム「澳門健康碼(マカオ健康コード)」の取得方法を解説します。
2月から運用されている「健康申請書」が、5月3日より新しいものに変わりました。
基本的に申請の方法は変わりませんが、新システムについて、画像でわかりやすく見ていきましょう。
申請はこちらから→「澳門健康碼(マカオ健康コード)」
申請された内容によって、緑、黄色、赤のQRコードが出ます。
この健康コードは、役所、公園、カジノ、一部のホテルなどに入場する際や、出入境の際に提示が必要です。
緑は入場OK、黄色は各自で健康管理に注意、赤は入場不可を表します。
虚偽の申告を行った場合は、法律で罰されますので、正直に申告しましょう。
すでに個人情報の登録がある場合
以前の健康申請ですでに個人情報を登録している場合は、申請したい人を選ぶ画面からスタートします。
登録済の情報から申請する人を選ぶ
名前の横にチェックを入れたら、「提交」をクリックして、次に進みます。
3名まで同時に申請できます。
個人情報の取り扱いについて
個人情報の取り扱いについてのアナウンスが表示されます。
チェックボックスにチェックを入れて、「下一歩」をクリックし、次に進みます。
風邪症状の有無を申告
- 発熱
- せき または のどの痛み または 息切れ
- なし
から選んでチェックします。
14日以内に防護措置なしで新型肺炎患者に接触しましたか?
- はい
- いいえ
から選んでチェックします。
14日以内に旅行および居住した国と地域の申告
- マカオ
- 武漢市および湖北省
- 珠海市
- 広東省内その他地域
- 北京市、上海市、重慶市、河南省、浙江省、湖南省、安徽省、江西省、江蘇省、山東省、四川省、黒龍江省
- 中国本土その他地域
- 台湾
- 香港
- その他の国
から選んでチェックしたら、「提交」をクリックして、次に進みます。
名前と申請内容を確認
内容に間違いがなければ、「提交」をクリックして、次に進みます。
修正があれば「修改」をクリックして戻ります。
「新増」をクリックすると、初めて申請をする場合の画面に移ります。
QRコードを保存
QRコードが作成されますので、画面メモして保存しておきましょう。
有効期間は当日中です。
初めて申請をする場合
初めて申請をする場合は、最初に個人情報を入力します。
言語は、中国語繁体字、簡体字、ポルトガル語、英語の4つから選べます。
個人情報入力
- 姓
- 名
- 性別
- 生年月日(年/月/日)
プルダウン式で選びます。
身分証明書番号(マカオID/パスポート)
チェックボックスにチェックを入れると、入力箇所が現れます。
パスポートの場合は、
- 中国本土居民の香港・マカオ通行証
- 中国パスポート
- 香港ID
- 香港パスポート
- その他のパスポート
から選びます。
日本のパスポートなら、最後の「その他」を選び、パスポート番号を入力しましょう。
電話番号
- マカオ
- 中国本土
- 香港
- 台湾
- その他地域
複数入力可。
日本の携帯なら、「その他地域」にチェックを入れ、1つめの枠に国番号81、2つめの枠に電話番号の最初の0を消した「90~」などを入力します。
毎回必須の質問3つ
- 風邪の症状の有無について
- 14日以内に防護なしで新型肺炎患者と接触したか
- 14日以内に旅行または滞在した国と地域について
家族や友人を追加で申請可能
3名までまとめて申請できます。
「+」をクリックして、個人情報から必須の質問まで入力します。
防疫対策に従ってロックダウンの解除を待とう
マカオでは徐々に収束ムードが出ていますが、これはひとえにマカオに滞在しているみなさんの努力のたまものです。
1人1人が意識を高く持って、感染拡大防止に努めているからこそ、人口密度の高いマカオで感染爆発が起きていないのだと思います。
まだ香港との行き来が気軽にできず、窮屈な日々が続きますが、ルールに従い自分と家族、他人の健康を守りましょう。