マカオの12月のお楽しみ、マカオ・ライト・フェスティバル(澳門光影節)が今年も開催されます。
毎年長期間・広範囲に渡り行われる、趣向を凝らしたライトアップは必見です。
この時期おすすめの夜景観光を、マカオガイドが紹介します。
エリアごとの紹介はこちらです。
開催日程
マカオ・ライト・フェスティバル
澳門光影節
開催日
2019年12月1日~31日
時間
19:00~22:00
場所
- 北区エリア(マカオ半島北部)
- 中区/ラザロ地区エリア(マカオ半島中心部)
- 南西湾区エリア(マカオ半島南部)
- カルモ教会区エリア(タイパ島)
プロジェクションマッピング
会場
- 旧ドッグレース場(北区)
- 聖ポール天主堂跡(中区/ラザロ地区)
- 聖ジョセフ修道院及び聖堂(南西湾区)
- タイパビレッジ官也街前の広場(消防局前地)(カルモ教会区)
上映時間
19:00、19:30、20:00、20:30、21:00、21:30、21:50
見どころ
LEDライトをふんだんに使った光のデコレーションがとてもきれいです。
体験型のアトラクションも多いので、ぜひ積極的に参加してみてください。見て、歩いて楽しみましょう。
観光しやすいエリアは?
今年は、マカオ半島北部からタイパ島まで、4か所で開催されます。
観光しやすい場所は
- コタイ地区に近い「カルモ教会区」エリア
- 世界遺産を含む「中区/ラザロ地区」エリア
- セナド広場とマカオタワー、リスボアホテルの中間辺りに位置する「南西湾区」エリア
の3つです。
- 旧ドッグレース場周辺の「北区」エリア
は、比較的中国国境に近い、ローカルなエリアです。もっと地元民が気軽にライトアップフェスティバルを楽しめるように、との配慮でしょうか。
週末やホリデーシーズンのマカオはとても混むので、会場を主な観光地と離し、混雑を緩和させるねらいがあるのかもしれません。
カルモ教会エリア
「融和の光」というテーマでデコレーションされます。
場所は、
- タイパ・ハウス・ミュージアム
- 消防局広場(タイパビレッジの官也街前の広場)
- 北帝廟広場(タイパビレッジのマクドナルドから徒歩1分)
の3か所です。
官也街前の広場では、ポルトガルの文化やグルメをフィーチャーしたプロジェクションマッピングを上映予定です。
アクセス・行き方
- 「ギャラクシー」からタイパビレッジの「官也街」まで徒歩10分強
- 「ベネチアン西ロビー」から「タイパ・ハウス・ミュージアム」まで、徒歩10分
コタイ地区に宿泊するなら気軽に散策してみましょう。
タイパ・ハウス・ミュージアムで行われたイベントに関する記事はこちらです。
中区/ラザロ地区エリア
「情懐の光」と称して今年は世界遺産だけでなく、レトロな街並みに焦点が当てられ、美しいデコレーションが施されます。
場所は、
- ラザロ地区
- 聖ポール天主堂跡
- 関前正街(聖ポール天主堂跡から徒歩3分)
- カテドラル広場(関前正街から徒歩5分)
- 康公廟広場(カテドラル広場から徒歩10分、関前正街から徒歩5分、十月初五日街から徒歩1分)
の4か所です。
聖ポール天主堂跡ではマカオ特区成立20周年を記念したプロジェクションマッピングが上映されます。
ラザロ地区では、マカオの家庭の照明の歴史が展示されます。
康公廟前広場では、水のカーテンをくぐりぬけるブランコが楽しいウォーターフォールスイングや、スマホのARで楽しめる魔法の箱庭などのアトラクションに参加してみましょう。
中区・ラザロ地区のイルミネーション詳細はこちらをご覧ください。
アクセス・行き方
ラザロ地区~聖ポール天主堂跡~関前正街~康公廟広場
か、
康公廟広場~関前正街~聖ポール天主堂跡~ラザロ地区
の順番で観光するとスムーズです。
それぞれの移動時間は、徒歩で5分前後です。
- ラザロ地区へ
ロイヤルホテルから徒歩5分、リスボアホテルから徒歩15分強です。
路線バスなら「盧若廉公園(ロウリムイオック公園)」のバス停で下車、徒歩10分弱です。
タクシーなら「大三巴(聖ポール天主堂跡)」と書いて渡し、聖ポール天主堂跡から歩きましょう。タクシー乗り場から徒歩10分弱です。
- 康公廟広場へ
ソフィテルホテルから徒歩2分、ホテルSから徒歩5分強です。
フェリーターミナルからシャトルバスなら「十六浦(ポンテ16)」行きに乗ると、ソフィテルホテルまで来られます。
タクシーなら「十六浦(ポンテ16、ソフィテルマカオ)」と書いて渡しましょう。
路線バスなら、「十六浦」バス停で下車、徒歩2分です。
南西湾区エリア
「カラフルな光」をテーマにデコレーションが施されます。
場所は
- アニム・アルテ南湾
- 南湾湖水上活動センター(アニム・アルテ南湾から徒歩5分)
- 南湾白テント(水上活動センターから徒歩1分)※12月31日深夜24時10分まで
- 聖ジョセフ聖堂および修道院
の4か所です。
聖ジョセフ聖堂および修道院では、マカオ特区成立20周年記念のプロジェクションマッピングを上映予定です。
南湾エリアには、12mの大きなマカオ観光局キャラクター「マクマク」のバルーンが登場します。
水をスクリーンにしたアクアフォールディスプレイでの作品上映や、大型ライトアップ装置、ピアノとライトアップの融合作品なども楽しみです。
また、お土産探しを楽しめるショッピングゾーンや、お腹を満たすフードの屋台も出現します。
アクセス・行き方
南湾エリアまで
セナド広場から徒歩10分強
リスボアホテルから徒歩10分
マカオタワーから徒歩15分
聖ジョセフ修道院及び聖堂まで
マカオ政府本部(ピンク色の建物)から徒歩5分
南湾エリアの見どころ詳細はこちらをご覧ください。
詳しいアクセス情報は、こちらの記事を参考にしてください。
北区エリア
「年代の光」のテーマでライトアップが設置されます。
場所は
- 飛喇士街休憩區
- 沙梨頭北街筷子基北灣休憩區
- 旧ドッグレース場
の3か所です。
飛喇士街休憩區では、未来の宇宙船体験ができるアトラクションが楽しめます。
ドッグレース場では、マカオの街の移り変わりをテーマにしたプロジェクションマッピングが上映されます。
プロジェクションマッピングは見逃せない
ディズニーや東京駅などのイベントで上映され、日本でも人気の高いプロジェクションマッピングはマカオでも盛んです。2015年には、国際大会でマカオの代表チームが優勝しました。
建物の凹凸をうまく利用した、目の錯覚を起こすような美しいグラフィックが、世界遺産の教会のファサード上にダイナミックに映し出されます。
マカオ特別行政区成立20周年の上映
4つの会場それぞれでプロジェクションマッピングが行われますが、世界遺産の2か所だけは特別です。
10日交替でスペイン、ポルトガル、日本、中国・深センとマカオの2チーム、合計6種類の作品を上映します。
マカオ特区成立20周年記念作品の上映会場は、
- 聖ポール天主堂跡
- 聖ジョセフ聖堂および修道院
の2か所です。
上映スケジュール
聖ポール天主堂跡
12月2日~10日 スペイン
12月11日~19日 中国深セン
12月20日~31日 マカオ
聖ジョセフ修道院および聖堂
12月1日~10日 ポルトガル
12月11日~19日 日本
12月20日~31日 マカオ
19:00、19:30、20:00、20:30、21:00、21:30、21:50
午後7時~10時の間、およそ30分ごとに約5~8分間上映予定です。
最終上映は21:50なので、間違えて見逃さないように気をつけましょう。
22時にはスタッフも帰れるようにしてあるのが、マカオらしいホワイトさだなあと思います。
アプリをダウンロードして参加しよう
毎年「澳門光影節」というライトアップフェスティバル専用の無料アプリがリリースされています。
ぜひダウンロードしてからお出かけください。
インフォメーションでもらえる地図も役に立ちます。
マカオの12月はイルミネーションを楽しもう!
セナド広場はフェスティバル会場には含まれていませんが、毎年旧正月前までクリスマスの飾りつけとライトアップが見られます。今ちょうど飾りつけの準備をしているところです。
マカオの街全体がイルミネーションに包まれるマカオライトアップフェスティバルを楽しみましょう。
マカオに来るには、直行便利用または香港空港から香港入国をせず直接フェリーでマカオに向かうのが、安全でおすすめです。
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