マカオでは毎年10月にポルトガル語圏の国家の文化を紹介するお祭り「Lusofonia Festival(ルゾフォニアフェスティバル)」を開催しています。
あいにく日本の連休には当たりませんが、エキゾチックでマカオらしいお祭りですので、タイミングが合えばぜひ訪れてほしいおすすめのイベントです。
ルゾフォニアフェスティバル詳細
10月18日(金)~20日(日)
場所:タイパ・ハウス 氹仔龍環葡韻
住所:澳門氹仔海邊馬路
入場無料
時間:18日は19:00~22:00、19~20日は12:00~22:00
ルゾフォニアフェスティバルってどんなお祭り?
「ルゾフォニア」、なかなか聞きなれない言葉ですよね。私もマカオに来て初めて知りました。
ルゾフォニアフェスティバルとは何ぞや、という方のために簡単にお祭りの概要を紹介します。
ルゾフォニアってどういう意味?
「ルゾフォニア」とは、ポルトガル語を話す世界を意味します。具体的にはポルトガルと、ポルトガルの旧植民地など、ポルトガル語を話す人々がいる地域のことです。
マカオのルゾフォニアフェスティバルには、ポルトガルとブラジル、ポルトガル語公用語アフリカ諸国のアンゴラ、カーボベルデ、ギニアビサウ、サントメ・プリンシペ、モザンビーク、さらにポルトガル領インドのゴア、ダマン、ディーウといった10の国家と地域が参加します。
ルゾフォニアフェスティバルでは何が楽しめるの?
各地域の伝統工芸品が手に入ったり、その国独自の美食を気軽に試せるのが人気です。
もちろんポルトガル料理やワインもあり、本格的な味が楽しめると毎年行列ができています。例年チーズやポルトガルソーセージ、サングリアが無料で試食・試飲できるスタンドがあり、こちらも大変にぎわっています。今年もあると嬉しいですね。
野外ステージでは各国のバンドやダンサーがショーを行い、世界の音楽で盛り上がります。
数あるマカオのイベントの中でも、ポルトガル人を始めとした西洋人比率がとても高いイベントの1つです。
どんな人におすすめ?
イベントは午前中から夜まで行われます。
昼はエメラルドグリーンのタイパハウスのきれいな写真が撮れる、写真好きにおすすめのスポットです。
夜は特にコタイ地区の夜景がとてもきれいなので、デートスポットとしてもおすすめ。家族連れも多いので、子供連れでも楽しめます。
ヨーロッパ・アフリカ好きにもぴったりの、マカオの中国らしくない一面が見られるイベントです。
ルゾフォニアフェスティバルは、年々人出が増えています。出かける際はカバンを前に回す、大金を持ち歩かないなど、スリに合わないよう対策をしておきましょう。
タイパハウスへのアクセス・行き方
人気ホテルの多いコタイ地区、世界遺産など見どころの多いマカオ半島からの行き方をそれぞれ紹介します。
コタイ地区から
コタイ地区のギャラクシーから徒歩15分、ベネチアン西ロビーから徒歩10分程度です。
建物を出たら歩道橋を渡って、ベネチアンの向こう側にある動く歩道を渡り切ったら、右手に曲がります。
にぎやかなので、近くまで行けばすぐにわかるでしょう。
マカオ半島から
シャトルバスで
マカオ半島からなら、シャトルバスでギャラクシーやベネチアンまで行くか、市営バス、タクシーを使いましょう。
タクシーで
タクシーの場合は「氹仔龍環葡韻 」と書いて渡せば確実です。地図を見せるなら、マカオ観光局のものか地球の歩き方がおすすめです。
路線バスで
路線バスなら、リスボア前のバスターミナル「亞馬喇前地」から「22、28A、33」に乗って5つ目のバス停「嘉模泳池」で降り、そこから5分ほど歩きます。バスは3~18分ごとに1本の頻度で運行しています。
マカオで異国情緒に触れよう!
ルゾフォニアフェスティバルは、食事とお酒、音楽でお祭り気分が盛り上がるイベントです。
ポルトガル人たちに人気のこのお祭りは、中国人が多いカジノや世界遺産とはまた違ったマカオの雰囲気を楽しめます。
フェスティバル当日マカオにおられる方は、ぜひ足を運んでみてください。