マカオには、写真映えするスポットがたくさんあります。定番の観光ツアーではほとんど訪れない、少しマニアックな路地裏のマカオらしい色づかいや趣のある街並みはおすすめです。
パステルカラーがかわいいポルトガル風の街並み
マカオの魅力の1つは、ポルトガル風のカラフルな街並みです。映えるかわいい写真が撮れる、穴場のフォトジェニックスポットを紹介します。
1.ラザロ地区
ラザロ地区は、ポルトガル風の街並みが、マカオで1番インスタ映えするエリアです。世界遺産聖ポール天主堂跡から徒歩10分弱の場所にあります。
まるでヨーロッパのようなこの地域では、映画や雑誌、ミュージックビデオの撮影などがよく行われています。このエリアには3か所の歴史ある建物のほか、おしゃれな雑貨のお店が並び、お買物にもおすすめです。
住所:聖母堂前地11號
2.タイパハウスミュージアム
タイパハウスミュージアムは、エメラルドグリーンがかわいい建物が並ぶ博物館です。コタイ地区のベネチアンから徒歩10分ほどの場所にあります。
かつてのポルトガル人の生活の様子が伺える住宅博物館「葡韻生活館」が見どころです。かつてのマカオの、のんびりとした暮らしぶりに思いをはせましょう。
博物館に入らずに散策するだけでも楽しいスポットです。また、人工の湖の向こうに見えるコタイ地区の眺望もおすすめです。ロータス・フェスティバルやルソフォニア・フェスティバルなど、季節ごとにイベントを行っています。ここから見るコタイ地区の夜景もきれいですよ。
住所:澳門氹仔海邊馬路
開館時間:「葡韻生活館」10:00〜19:00(18:30入場停止、月曜休み)
3.タイパビレッジ
タイパビレッジは、タイパ島エリアの中心です。路地裏にはパステルカラーの民家が並び、非日常感のあるかわいい写真が撮れます。近年、小さなおみやげストリート「官也街(クンヤーガイ)」周辺の再開発が進み、おしゃれなお店が増えています。
コタイ地区のギャラクシーから徒歩10分ほどの場所にあります。タイパハウスミュージアムから徒歩5分ほどです。
住所:氹仔嘉路士米耶馬路
4.コロアンビレッジ
コロアンビレッジはマカオの最南端にある、のどかな雰囲気のエリアです。海沿いの路地裏にあるパステルカラーの建物は、絶好の撮影スポットで多くの人が訪れています。鮮やかなレモンイエローが目にまぶしい、聖フランシスコ教会もおすすめです。ドラマや映画のロケにも使われた、かわいらしい外観は青空によく映えます。
対岸に中国本土が見えているのも面白いですよ。泳いで渡ってこれるほどの近さに驚くかも。元々漁師町だった場所なので、趣のある埠頭や干物屋さんがあり、こちらも魅力的です。
住所:路環計單奴街/馬忌士前地
思わずときめくエッジの効いたローカルな街並み
マカオにはドキッとするようなコントラストの街並みや、中国らしい色づかいの風景があります。まるで異世界のようで現実感を失う非日常な光景は、ぜひ写真に収めたいおすすめスポットです。
5.質屋
マカオには質屋が数多くあり、派手なネオンサインは独特の猥雑な雰囲気をかもしだします。色とりどりのネオンに照らされた、色気たっぷりのマカオらしい街並みに出会えます。
特にリスボアホテル周辺やスターワールドホテル周辺には質屋が多く、おすすめです。
住所:澳門羅理基博士大馬路124號
リスボアホテル公式HP
6.東望洋新街
雑然とした住宅街の間から金色に輝くグランドリスボアがのぞく、コントラストが印象的な話題のスポットです。まるでSF映画のワンシーンのような、息をのむ写真が撮れますよ。
ロイヤルホテルからすぐの場所にあり、多くのカメラマンが立ち寄っています。細い道の割に交通量が多い場所です。背後から車が来ますので、撮影の際はくれぐれも注意しましょう。
住所:澳門得勝馬路2-4號
マカオの路地裏で印象的な写真を残そう!
観光客のあまり多くない、とっておきのフォトジェニックスポットを紹介しました。マカオは定番の観光地以外にも、ちょっとした街並みが息をのむような印象的な表情を見せる街です。写真好きや路地裏好きはもちろん、そうでない方でも一見の価値ありの、マカオらしさ満点の場所がたくさんあります。ぜひゆっくり時間を取って足を運んでみてください。