暑くて外歩きができそうもない日は、ホテルのプールでゆっくり過ごすのがおすすめです。コタイ地区にあるサンズコタイセントラル内のセントレジスホテルのプールに家族で行ってきました。涼しげな画像とともに紹介します。
マカオは5~10月までプールで泳げる!
マカオは沖縄よりも南に位置しているので、夏が長いです。ゴールデンウィーク明け頃から10月半ばまでは暑く、泳げる気候です。この期間にマカオ旅行を計画されているなら、ぜひ水着を持参してください。多くのリゾートホテルには屋外プールがあり、4月頃から10月いっぱいまで営業しています。
宿泊ゲスト以外でも泳げるプールもある
マカオでは基本的に宿泊したホテルのプールでしか泳げません。サンズコタイセントラルやギャラクシーのように、複数のホテルが入っている複合型リゾートでも同じです。それぞれのホテルにプールがあり、それを利用します。
一方、ギャラクシーのグランド・リゾート・デッキや、パリジャンのアクアワールドのように、宿泊ゲストでなくても有料で利用できるプールもあります。
セントレジスのプールの設備
セントレジスホテルには、コンパクトなサイズの屋外プールと温水ジャグジーがそれぞれ2か所ずつあります。また屋根があって日差しや小雨を避けられるカバナやパラソル&チェアが利用できます。ドリンクや軽食も注文可能です。そのほか、ペットボトルのミネラルウォーターは無料でもらえます。
更衣室も充実の設備
更衣室は男女に分かれています。更衣室内にはロッカー、トイレ2つ、天井や左右からトロピカルレインなど4種のシャワーが楽しめるレインシャワーが1つ、普通のシャワーが1つあり、普通のシャワーにはハーブの香りが心地よいボディソープとシャンプー、コンディショナーが備え付けてあります。トイレ側の洗面台脇には、水着を手動で脱水できる機械があるのが嬉しいです。
さらにミストサウナとドライサウナ、ジャグジー、姿見のついた鍵のかかる着替え用個室が1か所、鏡台が1つ、鏡台にはドライヤーと化粧水、ヘアスタイリング剤、コーム、綿棒が誰でも使えるようにセットしてあります。
無料レンタル品リスト
バスタオルと、子供用のライフジャケット、腕につける浮き輪のアームリングや長いスポンジ棒の水泳スティックなどが無料でレンタルできます。持参した浮き輪などをふくらませるための、電動エアーポンプはありません。
雷と台風に注意
マカオ気象局により雷警報と台風シグナルが発令されているときは、泳げません。すでに泳いでいる場合も、直ちにプールから上がらなければなりません。
照明とBGM
日が落ちてからもプールが利用できるよう、照明がついています。照明の上にはスピーカーが設置され、頭上から音が降ってくるようにBGMが聞こえるので、とても気持ちがいいです。BGMは、スパで流れているようなリラックスできる音楽でした。
ホテルのプールの利用手順
プールの利用方法を簡単に紹介します。プールは8階にあり、朝8時から午後8時まで利用できます。更衣室を利用する場合は、フィットネスセンター受付で部屋番号と名前を告げ、ロッカーのカギを受け取りましょう。部屋で着替えてきたので更衣室は必要ないという場合は、そのままプール受付に向かってもOKです。プール受付で部屋番号と名前を告げ、バスタオルとミネラルウォーターを受け取ります。
適当なカバナを選んだら、荷物を置いて泳ぎましょう。貴重品はロッカーに預けておいた方が安心です。たっぷり遊んで満足したら、使用済みのバスタオルをスタッフに返すか、受付にある使用済みタオル返却口に投入します。
セントレジスのプールがおすすめな理由
セントレジスのプールがおすすめな理由を紹介します。
混雑しない
セントレジスホテルのプールは、平日なら夏休み中でもあまり人が多くありません。マカオの観光客の9割は中国人ですが、年々マカオを訪れる人数が増えています。ですから、ギャラクシーのグランド・リゾート・デッキの人工ビーチにある波の出るプールなどは、夏休み期間中は芋の子を洗うような状態になることがあります。グランド・リゾート・デッキは敷地が大きく、広いので波の出るプール以外にも遊べる場所はありますが、中国の連休や旅行シーズンは混雑する可能性が高いです。
その点、セントレジスは高級ホテルということもあり、たくさんの人で混み合うことはあまりありません。今回も私たち以外は2~3組でした。同じサンズコタイセントラル内でも、部屋数が4,000室あるシェラトンのプールは、比較的多くの家族客でにぎわいます。お忍び気分で楽しめる、セントレジスはおすすめです。
スタッフが親切
日本語は通じませんが、中国語のほかに英語も堪能なスタッフばかりです。ホスピタリティも素晴らしく、快適に過ごせます。
設備も充実
サウナやジャグジーは、発汗を促して新陳代謝を高めます。ジャグジーのマッサージも気持ちいいです。プールで泳ぐのが難しい気温の低い日や、運悪く雷や台風のタイミングに当たってしまった場合も、設備が充実しているのでリラックス気分を味わえます。
ホテルのプールでのんびり優雅に過ごそう!
マカオは世界遺産やポルトガル風の街並みなども魅力ですが、夏場は湿度が高く日差しが強く、街歩きがツラい日もあります。そんな日はホテルにこもって、プールでのんびり優雅にリゾートライフを満喫するのがおすすめです。子供も喜びます。ホテルごとに少しずつ特徴があったり設備が違うので、泳ぎ比べてみるのも楽しいですね。
マカオのガイドブックは地球の歩き方 マカオ 2018~2019がおすすめです。地図が素晴らしい。 地球の歩き方 マカオ 2018~2019 以下におすすめのマカオ旅行本を紹介しておきます。 マカオ行ったらこれ食べよう!: 地元っ子、旅のリピーターに聞きました。 CREA Traveller Autumn 2019 (新しさと懐かしさと 香港・マカオ) ことりっぷマカオ'19