マカオの絶景ポイントを投票で決めた「マカオ新八景」というものがあります。
マカオの有名観光地から、超強力パワースポットまで網羅した、マカオ旅行でぜひ訪れたい場所ばかりです。
絶景度や写真の撮りやすさ、訪れやすさを、マカオガイドがランキング形式で紹介します。
※情報は2020年4月更新。1MOP=約13.5円
- 第8位:港珠澳大橋(橋牽三地)
- 第7位:南湾湖・西湾湖・マカオタワー(双湖塔影)
- 第6位:コロアン・ビレッジ(路環漁韻)
- 第5位:龍爪角海岸(竜爪観濤)
- 第4位:ペンニャの丘(西望洋山)
- 第3位:福隆新街(福隆新貌)
- 第2位:恋愛巷(愛巷傾情)
- 第1位:セナド広場(亭前葡風)
- マカオ新八景で絶景を楽しもう!
第8位:港珠澳大橋(橋牽三地)
絶景度:★★★
写真の撮りやすさ:★
訪れやすさ:★★★★
2018年10月に開通した「港珠澳大橋」が選ばれました。マカオと香港、中国・珠海をつなぐ55㎞に渡る世界最長級の橋です。
橋を利用することで香港マカオ間が直通バスで40分に短縮され、利便性が向上しました。現在多くの人がこの橋を利用しています。
2019年12月には、橋が香港空港までつながりました。マカオ旅行がさらに便利になりますね。
橋はとても利用しやすいですが、橋の近くや橋の上から写真を撮るのは難しいです。
クラウンプラザホテルあたりからなら、遠めに橋がよく見えて、いい写真が撮りやすいと思います。
アクセス・行き方
路線バス
「101X、102X」で「港珠澳大橋邊檢大樓」下車すぐ
運賃は6MOP(約80円)、ICカードのマカオパスを利用すると3MOP(約40円)
マカオパスについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
便利でお得なマカオパス(澳門通)は路線バスの旅の強い味方! – マカオ鴛鴦茶通信
スポット情報
港珠澳大橋
住所:港珠澳大橋珠澳口岸人工島
開放時間:24時間
定休日:なし
第7位:南湾湖・西湾湖・マカオタワー(双湖塔影)
絶景度:★★★★
写真の撮りやすさ:★
訪れやすさ:★★★★
マカオタワーを挟んで2つの湖、南湾湖と西湾湖を一度にとらえるショットが選ばれました。
マカオタワーは、バンジージャンプ世界一で有名なマカオの人気観光地です。
南湾湖エリアには、マカオライトフェスティバルを始め、様々なイベントが行われる「アニム・アルテ南湾」があります。カフェやショップ、足こぎボートなどがあり、楽しめる観光地です。
西湾湖エリアは、閑静な住宅地にあり、静かで落ち着いた癒されるエリアです。ここからは、マカタワーのいい写真が撮れます。
南湾湖、西湾湖それぞれのエリアからマカオタワーはよく見えますが、2つの湖とタワーを一度に写真に納めようとすると至難の業です。
ペンニャの丘の上から狙うのがベストだと思います。受賞作品は、ドローンを使ったような写真でした。
アクセス・行き方
マカオタワー
路線バス
「5, 5AX, 9A, 18, 18B, 23, 26, 32, 32T」番「澳門旅游塔」下車
運賃は6MOP(約80円)、ICカードのマカオパスを利用すると3MOP(約40円)
スポット情報
住所:澳門南湾、西湾
開放時間:マカオタワー 10:00-21:00 (月~金) 、9:00-21:00 (土日祝) 入場無料
定休日:なし
第6位:コロアン・ビレッジ(路環漁韻)
絶景度:★★★
写真の撮りやすさ:★★★
訪れやすさ:★★★
風光明媚なコロアン・ビレッジが選ばれました。ひなびた雰囲気に癒されるスポットです。
レモンイエローが明るい雰囲気のフランシスコ・ザビエル教会や、レトロなコロアンふ頭がおすすめです。対岸に見えるのは中国本土で、マカオらしい面白いロケーションに、思わずシャッターを切りたくなります。
結婚式の前撮り写真のロケ地としても人気があり、韓国ドラマのロケ地にもなった場所です。
コロアン・ビレッジは、風景だけではなくマカオ名物エッグタルト発祥のお店「ロード・ストウズ・ベーカリー」があります。おいしいグルメを楽しめるのも魅力の1つです。
アクセス・行き方
コロアン島はホテルのシャトルバスがないエリアなので、路線バスかタクシーで行きましょう。
路線バス
「21A, 15, 25, 26A」番で、「路環市區」または「路環居民大會堂」下車すぐ
運賃は6MOP(約80円)、ICカードのマカオパスを利用すると3MOP(約40円)
スポット情報
コロアン・ビレッジ
路環市中心
住所:路環市中心
開放時間:24時間
定休日:なし
第5位:龍爪角海岸(竜爪観濤)
絶景度:★★★★★
写真の撮りやすさ:★★★★
訪れやすさ:★
コロアン島の南、龍が閉じ込められたという伝説の残るパワースポットが選ばれました。
奇岩や巨石がゴロゴロある遊歩道は、まさに絶景です。
トータルで30〜40分かかる本格的なトレイルロードですから、履き慣れたスニーカーなどの歩きやすく、すべりにくい靴で出かけましょう。
海に突き出した東屋は抜群の撮影ポイントです。
交通の便があまり良くないのがウィークポイントですが、最近はそれにも関わらず、多くの人が訪れる人気のスポットとなっています。
お天気のいい日におすすめです。
ここから徒歩5分ほどのハクサビーチには、海水浴場や、香ばしい匂いがたまらない串焼きのお店があります。たくさん歩いた後、小腹を満たすのにぴったりです。
アクセス・行き方
路線バス
「21A, 15, 25, 26A」番に乗り、「竹灣豪園」下車、徒歩5分ほど。
入口がわかりにくいので注意してください。
帰りは「黒沙海灘」バス停から「21A, 15, 25, 26A」番に乗りましょう。
運賃は6MOP(約80円)、ICカードのマカオパスを利用すると3MOP(約40円)
スポット情報
龍爪角遊歩道
黑沙龍爪角海岸徑
住所:竹灣豪園側~ 黑沙龍爪角海濱路
開放時間:24時間
定休日:なし
全長1200m
第4位:ペンニャの丘(西望洋山)
絶景度:★★★★★
写真の撮りやすさ:★★★★★
訪れやすさ:★★
マカオタワーの向かい、西湾エリアの高台にあるペンニャの丘が選ばれました。船乗りの守護神、ペンニャ・デ・フランサに捧げられた教会です。
高級住宅街の並ぶ丘の上にあり、マカオタワーや中国本土、リスボアホテルなどが見渡せる絶景ポイントです。
建物自体も雰囲気のある教会で、結婚式の前撮り写真のロケ地としても人気があります。いつ行っても、たいてい数組が撮影中です。
ここは美しい夕焼けが見られる穴場スポットでもあります。18時閉館で敷地に入れなくなるので、教会で夕日を楽しめるのは、日が短くなる秋口以降です。
日が長い季節なら、教会そばの公園などから夕焼けを見ましょう。とてもロマンチックですよ。
交通機関はほとんどないので、タクシーで乗り付けるか、近くのバス停や世界遺産から5〜15分ほど上り坂を歩きます。帰りはタクシーが捕まらない場所なので、一旦丘を下りて大通りまで出てから、タクシーや路線バスに乗りましょう。
◆ペンニャ教会の見どころについては、こちらの記事もご覧ください。
マカオ・ペンニャの丘の教会は眺めが最高なフォトジェニックスポット – マカオ鴛鴦茶通信
アクセス・行き方
徒歩
媽閣廟から徒歩15分弱
マンダリンハウス、リラウ広場から徒歩5分
路線バスで
リスボア前バスターミナル「亞馬喇前地」または媽閣廟から徒歩5分「媽閣總站」から
「9」番で「濠璟酒店(ホテルリビエラ前)」下車、徒歩5分
10~15分に1本、所要時間リスボア前から約20~30分、媽閣廟から約10~15分
マカオタワー「澳門旅遊塔」から
「18」番で「亞婆井前地(リラウ広場前)」下車、徒歩5分
14~24分に1本、所要時間約10分~15分
マカオフェリーターミナル「外港碼頭」から
「28B」番で「亞婆井前地(リラウ広場前)」下車、徒歩5分
8~12分に1本、所要時間20~30分
運賃は6MOP(約80円)、ICカードのマカオパスを利用すると3MOP(約40円)
タクシーで
タクシーで英語はほとんど通じません。
メモに「西望洋山 主教山小堂」と書いて渡すか、地図やガイドブックを広げて指差しで伝えるのが確実です。
スポット情報
ペンニャ教会
主教山小堂
住所:澳門西望洋山
開放時間:10:00-17:00
定休日:なし
第3位:福隆新街(福隆新貌)
絶景度:★★★★
写真の撮りやすさ:★★★★
訪れやすさ:★★★★★
マカオの古い花街である、福隆新街が選ばれました。ここは昔、カジノや遊郭があったエリアです。ポルトガル語で「幸福通り(Rua da felicidade)」と呼ばれています。
白と赤のコントラストが美しい、趣のある街並みに魅了されるおすすめのスポットです。
マカオの世界遺産の中心、セナド広場から徒歩10分程度と、観光しやすく便利な立地にあります。
撮影にベストな時間帯は、お店が開く前の午前中です。ドアが閉まっているので赤色が増え、コントラストが強調されます。写真を撮るなら明るい日中の間に行くのがおすすめです。
夜は通りが淡くライトアップされ、散策するのにもいい雰囲気です。
アクセス・行き方
徒歩
セナド広場から徒歩4分
路線バス
「2、3A、5、5AX、10、10A、11、21A、N3」番で
「金碧文娯中心」下車、徒歩3分
または「2、3、3A、3X、5、6A、10、10A、18、101X、N1B、N3」番で
「新馬路/大豊」下車、徒歩徒歩3分
運賃は6MOP(約80円)、ICカードのマカオパスを利用すると3MOP(約40円)
スポット情報
福隆新街
住所:澳門福隆新街
開放時間:24時間
定休日:なし
第2位:恋愛巷(愛巷傾情)
絶景度:★★★★★
写真の撮りやすさ:★★★★
訪れやすさ:★★★★★
パステルカラーの建物の間から、聖ポール天主堂跡が見える、マカオらしい通りの恋愛巷が選ばれました。
ピンクと黄色の可愛らしい色合いで、女子旅やカップルで訪れるのにもぴったりです。
結婚式の前撮り写真のロケ地にもよく使われます。
マカオ観光で外せない世界遺産、聖ポール天主堂跡のすぐ近くにあるので、訪れやすいスポットです。
周辺には世界遺産のナーチャ廟、旧城壁、モンテの砦、マカオ博物館など見どころがたくさんあります。
◆恋愛巷の見どころについては、こちらの記事をご覧ください。
マカオ恋愛巷はピンク色が可愛い世界遺産地区のおすすめ撮影スポット – マカオ鴛鴦茶通信
アクセス・行き方
徒歩
聖ポール天主堂跡から徒歩1分
セナド広場から徒歩7分
スポット情報
恋愛巷
住所:澳門恋愛巷
開放時間:24時間
定休日:なし
第1位:セナド広場(亭前葡風)
絶景度:★★★★★
写真の撮りやすさ:★★★★★
訪れやすさ:★★★★★
マカオの世界遺産の中心、セナド広場が選ばれました。ピンクや黄色の建物と波模様の石畳が、ヨーロッパの雰囲気をかもし出す人気の観光地です。
季節ごとの飾り付けも魅力の1つで、様々なデコレーションを楽しめます。夜はライトアップされ、22時くらいまで人通りが絶えません。
周辺には世界遺産の見どころがたくさんあり、観光の拠点に最適です。恋愛巷や福隆新街にも近く、マカオ旅行の際はぜひ訪れてみてください。
記念写真は、噴水の前や後ろから撮影するのがベストです。まるでヨーロッパのような写真が撮れますよ。
アクセス・行き方
シャトルバス
グランドエンペラーホテル(英皇酒店)から徒歩5分
リスボア/グランドリスボアホテル(葡京/新葡新)から徒歩10分
スターワールド(星際酒店)、ウィンマカオ(永利酒店)、MGMマカオ(美高梅)から徒歩15分
路線バス
「3、3X、4、6A、8A、18A、19、26A、33、101X、N1A」番で「新馬路/永享」下車すぐ
または「2、3、3A、3X、5、6A、10、10A、18、101X、N1B、N3」番で
「新馬路/大豊」下車、徒歩徒歩3分
運賃は6MOP(約80円)、ICカードのマカオパスを利用すると3MOP(約40円)
スポット情報
セナド広場
議事亭前地
住所:澳門議事亭前地
開放時間:24時間
定休日:なし
マカオ新八景で絶景を楽しもう!
絶景スポットぞろいのマカオ新八景は、魅力的なスポットばかりです。
ベスト3はいずれも観光しやすい場所にあるので、ぜひ実際に訪れてマカオの魅力を体感しましょう。
私の知らないとっておきの絶景撮影ポイントがあったら、教えてください。
マカオ旅行の費用については、こちらの記事がおすすめです。