マカオ半島の世界遺産セナド広場から徒歩10分ほどの場所にあるナンペンカフェは、コスパが高い軽食が楽しめる、人気の茶餐廳(ちゃーちゃんてん)です。
広東風エッグタルトなどのおすすめメニューや、昔ながらのレトロな店内の雰囲気を紹介します。
※情報は2020年11月のものです。1MOP(マカオパタカ)=約13.5円
エッグタルトがおすすめ!レトロな菓子パン
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ナンペンカフェのおすすめは、優しい味わいのエッグタルト(蛋撻、ダンタッ)です。
ほろりと崩れるタルト生地で、フィリングには焼き色がついていない点がポルトガル風とは異なります。
そのほか、香ばしいココナッツファインが入ったココナッツタルト(椰撻、イエタッ)もおすすめです。
ドーナツのような揚げパン、沙翁(サーヨン)も名物で、たっぷりのお砂糖がまぶしてあります。
菓子パン類は、いずれも1個6MOP(約80円)です。
お手頃でおいしいので、つい何個も食べたくなります。
ドリンクはどうする?
ナンペンカフェのミルクティーは、リプトンのティーバッグが出てきます。
港式奶茶ではありません。
濃厚な奶茶(ナイチャ)が好きな方は注意してください。
コーヒーか鴛鴦茶または檸蜜(ホット各15MOP、約200円)など、他の茶餐廳(ちゃーちゃんてん)らしいドリンクを選ぶのがおすすめです。
珍しいところでは、鮮奶加蛋(ホットミルクに生卵と砂糖が入ったカスタード風ドリンク、21MOP、約280円)や、奶汁紅豆冰(氷あずきミルク、17MOP、約230円)があります。
冒険してみたい方や甘いものが好きな方は、ぜひ挑戦してみてください。
厚焼き玉子のサンドイッチが人気
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ナンペンカフェは、エッグタルトを始め、卵を使ったメニューが人気です。
中でも厚焼き玉子のオムレツを挟んだサンドイッチは、不動の人気を誇ります。
ふわふわで食べ応えがあるオムレツサンドは、チャーシューとハムが入った南屏三文治(ナンペンサンマンジー、27MOP約360円)が特におすすめです。
レトロな店内は雰囲気たっぷり
タイルがかわいい店内は、レトロな昔ながらのマカオのカフェの雰囲気です。
素朴ながら居心地が良い、店内のざわめきに活気を感じます。
レトロな香港や台湾のローカルな雰囲気が好きな方は、きっと気に入るはずです。
のんびりとした時間が流れる、時が止まったような懐かしい空間には根強いファンも多く、マカオ旅行の度にここを訪れるという方もおられます。
アクセス・行き方
ソフィテルポンテ16から徒歩3分
聖アントニオ教会から徒歩5分
聖ポール天主堂跡から徒歩7分
セナド広場から徒歩10分
店舗情報
南屏雅敘
Nam Ping Cafe
住所:新馬路十月初五街85-85A號地下
営業時間:6:30~18;30
定休日なし
ナンペンはマカオのレトロカフェの定番!
ナンペンカフェは、ガイドブックなどでも必ず紹介される、地元の人に愛される有名店です。
週末は満席になることもあり、香港のタレントさんがお忍びで来店しているのを見たこともあります。
値段もお手頃で、マカオの人の普段の暮らしを感じることのできるお店です。
レトロな雰囲気やr-かるグルメが好きな方は、ぜひ訪れてみてください。
マカオのガイドブックは地球の歩き方 マカオ 2018~2019がおすすめです。地図が素晴らしい。
以下におすすめのマカオ旅行本を紹介しておきます。
マカオ行ったらこれ食べよう!: 地元っ子、旅のリピーターに聞きました。
CREA Traveller Autumn 2019 (新しさと懐かしさと 香港・マカオ)