香港マカオで、現地の人に日本語で話しかけられることが時々あります。
日本に親しみを持ってくれているのね、と嬉しく思います。
正直、旅行には大して役に立ちませんが、現地の人とふれあい、異文化交流を楽しむには、最適なとっかかりです。
年配の方を始め、幅広い世代に知られているメジャーな日本語を紹介します。
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イチバン
よく行く八百屋のおじさんは、私を見ると「イチバン!」と声を掛けてきます。
親せきのおじさんも、よく私に「イチバン!」と声を掛けてくるので、かなりの確率で、おじさんは「イチバン」です。
なぜだと思って調べてみたら、キリン一番搾りの瓶に「KIRIN ICHIBAN」と書いてありました。
納得!
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アリガトウ
香港マカオには、日本旅行が好きな方が多いのも、片言の日本語が浸透している理由だと思います。
お店の売り子さんも、職業柄「アリガトウ」を知っている人が多い印象です。
こちらの人は「ありがとごじゃいましゅ」という発音になるのが、愛らしく感じます。
オイシイ
観光地のレストランや食べもの屋さんのスタッフは、職業柄「オイシイ、オイシイ」と話しかけてくる人が多いですよね。
私たちが「おいしい」というのを聞くと、嬉しそうにしていますよ。
サヨナラ
【追記】
サヨナラも追加で、とTwitterでフォロワーさんにご指摘いただきました。
確かに八百屋のおじさんも、イチバン!アリガト!サヨナラ!絶対言います。
お買い物をする際や、観光地のレストランなどでは、アリガトと並んで、サヨナラと話しかけられることも多いです。
これは香港四大天王と呼ばれるスター、レオン・ライさんが影響している説を推します。
槇原敬之さんの「もう恋なんてしない」のカバー曲、「我的親愛(サヨナラ)」という歌を1993年に発表しました。
レオン・ライさんは超人気香港スターということで、90年代に香港マカオでかなり流行ったようです。
この歌のサビ、「さよならを言った君の」の部分が、香港版の歌詞では
「Sayonara o Sayonara o」(サヨナラオー、サヨナラオー)
となっています。
【下ネタ注意】AVから学んだ?
ヤメテ
ダメ
キモチイイ
それは明らかに、大人のビデオから学びましたよね?ね?
待てよ、親せきのおばさんがうちの子に「ダメ」と話しかけていたので、私の心が汚れているだけかもしれません。
知らない人から通りすがりに「ヤメテ―」とか言われると、マジで勘弁してくれと思います。
異文化交流を楽しもう
私は日本にいてもマカオにいても、韓国人、台湾人、中国人に間違えられることが多いです。
日本語で話しかけてこられると、日本のことを知ってくれているんだなと嬉しく感じます。
紹介した日本語は知っている人が多いので、旅行の際など地元の人とのコミュニケーションに使ってみてもいいかもしれませんね。
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以下におすすめのマカオ旅行本を紹介しておきます。
マカオ行ったらこれ食べよう!: 地元っ子、旅のリピーターに聞きました。