マカオは何が名物なの?マカオのお土産で何が有名?というのは、お客さんによく聞かれる質問の1つです。
マカオのお土産の中でも、ハズレがない伝統的な定番のお土産を、どこで買えるかなどと合わせて紹介します。
※情報は2019年12更新。
ガロ
ポルトガル伝来の「幸運を呼ぶ鶏」ガロは、マカオで最もポピュラーなお土産雑貨の1つです。
「ガロ」はポルトガル語で「雄鶏」という意味です。
置物やマグネット、キーホルダー、携帯ストラップなど、お土産には様々なものがあります。
小さくてキュートなキーホルダーは、女子受けが良く、ばらまき土産にもぴったりです。
色は黒が伝統的な基本色ですが、カラフルなものもあります。
ガログッズは町やホテル内、マカオタワー内のお土産屋さんや、空港などで購入できます。
ポルトガルでは「バルセロスの雄鶏」と呼ばれており、ゲーム「どうぶつの森」にも登場する有名な伝説の鶏なんです。ガロの伝説を紹介します。
ポルトガルの幸運の鶏・ガロ伝説
むかしむかし、1人の信心深い青年が聖地巡礼のためポルトガルのバルセロスという町に立ち寄りました。
その晩、彼の泊まった宿で銀貨が盗まれるという事件が起き、町の人たちはよそ者である彼を疑って捕まえてしまいます。
青年は無実を訴えますが、必死の祈りもむなしく、有罪判決の後死刑を宣告されました。
青年は「最後に一度だけ裁判官と話がしたい」と頼み込み、死刑執行の朝、裁判長の家を訪れることが叶いました。
青年が裁判長の家を訪れたとき、そこはホームパーティーの準備中でした。
青年は改めて自分の無実を訴え、「もし私の言っていることが真実なら、この丸焼きの鶏が立ち上がって時を告げるでしょう」と言いました。
裁判長は「そんなことが起きるはずはない」と笑って、青年の話を取り合いませんでした。
しかし客人が集まり、いざホームパーティーを始めようとしたそのとき、本当にテーブルの上の丸焼きの鶏が立ち上がって鳴いたのです!
大変驚いた裁判長は、あわてて「今すぐ死刑執行を中止するように」と伝達しました。
そのとき刑場では、不思議なことに青年の首から縄が抜け、奇跡的に青年の命が助かっていたのでした。
幸運を呼ぶ鶏・ガロのグッズを持ち帰って、ご自宅に福を運んでみてはいかがですか。
カジノグッズ
カジノグッズはマカオの定番のおみやげの1つです。
カジノ好きな方には特に喜ばれます。
カジノホテルはもちろん、空港や、町のお土産屋さんなどでも購入可能です。
カジノチップのレプリカやキーホルダー、スロットマシン型のおもちゃなどがあり、カジノチップのレプリカはゴルフの際のマーカーとして使えます。
グリーン上でよく目立つカジノチップマーカーは、ゴルフ好きの方に贈ると受けがいいです。
また、カジノで実際に使われている「Angel」ブランドのトランプはコンビニでも買えます。
こちらは日本製の高品質な紙製トランプで、マカオでとても有名です。
ポルトガルのテーブルウェア
ポルトガルのランチョンマットやテーブルセンター、花瓶置きも定番です。
ポルトガルの男の子と女の子がダンスをしている絵柄のものや、幸運を呼ぶ鶏・ガロの絵柄など、素朴なポルトガルらしさが魅力です。
サイズや色が何種類かあるので、ご自宅にピッタリなものが見つかるでしょう。
軽くてかさばらないので、帰国の際もラクラク持ち運べると人気があります。
クッキー
お土産の定番、お菓子を選ぶならクッキーがおすすめです。
マカオには老舗のクッキー屋さんが数多くあります。
「鉅記餅家(コイケイベンガー)」や「咀香園餅家(チョイヒョンユンベンガー)」は、セナド広場周辺やタイパビレッジを中心に、多くの支店がある有名店です。
「餅」というのは中国語でビスケットのような焼き菓子を表します。
つまり「餅家」はお餅やおかきというよりは、「クッキー屋、ベーカリー」という意味の屋号です。
素朴な優しい味わいのクッキーは、どこか懐かしい気持ちになります。
全てマカオで手焼きをしているメイド・イン・マカオの商品ばかりです。
試食できるお店が多いので、お気に入りが見つかるまで食べ比べしてみてはいかがですか?
レトロなパッケージは、味があって魅力的です。
杏仁餅(アーモンドクッキー)
マカオの定番クッキー「杏仁餅(アーモンドクッキー)」は、アーモンドを砕いた粉を固めた優しい味わいの素朴なお菓子です。
沖縄名物ちんすこうのようなほろほろとした食感が特徴で、刻みアーモンドやカボチャの種、松の実が入ったものなど、種類も豊富にあります。
1つ1つ個包装のタイプは、職場用のバラマキ土産にもぴったりです。
中華圏で人気の卵黄やお肉のでんぶが入ったものなどもあり、珍しいもの好きの興味を引きますが、肉を含む製品は日本に持ち込めません。
購入の際はパッケージをよく見て「肉」という字が入っていないものを選びましょう。
蛋巻(エッグロールクッキー)
「蛋巻」はシガールやルーベラのような、くるっと巻いたロールクッキーです。
こちらはリッチなバターの風味を楽しむというよりは、素朴な卵の甘みが印象的な優しい味が老若男女に愛されています。
どなたにも喜ばれるお菓子は、お茶受けにぴったりです。
年配の方からお子さんのいるご家庭まで、ハズレなしの安全牌と言えます。
芝麻餅(黒ゴマビスケット)
こちらはビスケットと言っても、一般的に想像する厚みのあるものではなく、チュイールのような薄焼きクッキーです。
黒ゴマが表面に敷き詰められており、とても香ばしく軽いのでぺろりと食べられます。
レトロな箱がかわいく、素朴なマカオ菓子らしさが魅力です。
金銭餅(卵ビスケット)
金銭餅は、黒ごまビスケットからごまを抜いたような商品です。
素朴な優しい卵の味わいが魅力的な薄焼きクッキーで、地元の人の間で人気があります。
クッキーをお金に見立てた、縁起のいい名前も人気の秘訣です。
ヌガー
ヌガーもマカオの定番のおみやげの1つです。
1つ1つ個包装なので、バラマキ土産にもぴったりです。アーモンドが入った定番もののほか、ブルーベリー味の変わり種も登場しています。
ワイン
マカオではポルトガルのワインが手頃な価格で手に入ります。
ポルトガルのテーブルワインはラベルがおしゃれなものも多いので、ジャケ買いするのもいいですね。
赤白とも軽めで、スッキリ飲めます。
ワインはスーパーで購入できるほか、マカオフェリーターミナル3階のお土産屋さんはポートワインの品揃えが豊富でおすすめです。
日本に持ち帰る際は、スーツケースに入れて預け荷物としてください。
100ml以上のボトルの機内持ち込みはできません。
VINHO VERDE(ヴィーニョヴェルデ)
白ワインの中でも、特に若い微発泡のワインです。
フルーティーな飲み口で、女性に人気があります。
初夏から晩秋にかけて、ピクニックやホームパーティーにも最適です。
PORT WINE(ポートワイン)
熟成の途中でブランデーを加えた酒精強化ワインです。
ポートワインは美食の国フランスでほとんど飲み尽くされてしまい、日本にはあまり入ってきません。
ハウスワインのように一晩で飲み切る必要がなく、開栓から1か月ほどは品質が変わらないワインです。
ポートワインには、白、赤、タウニーの3種類があります。
白が一番若く、タウニーが一番熟成が進んだものです。
白は食前酒に最適です。炭酸と割ってレモンを絞れば、ポートスプラッシュというさわやかで飲みやすいカクテルになります。
同じく赤も、炭酸とジュースを組み合わせて、おいしいカクテルが作れます。
タウニーは、おちょこくらいのグラスで、食後や寝酒に少しずつ飲むのがポルトガル流です。
フレンチのお店に行くと、大きなワイングラスになみなみついでくれて、ちょっとお得な気分になります。
チョコレートのような甘く芳醇な香りが特徴です。ぶどうなどのフルーツやチョコレートにもよく合います。
ビンテージはLBV(レイト・ボトルド・ビンテージ)や10年、20年、30年ものなどがあり、フランス料理店などでは二―ポートというメーカーの20年ものあたりを置いていることが多いです。
熟成が深まるにつれ、味に深みが出て甘みが増してきます。
お酒好きな方へのお土産には、10年もののビンテージがコスパが良くおすすめです。
オイルサーディンの缶詰
ポルトガルの缶詰の中でも、オイルサーディンは定番です。
ポルトガルの缶詰専門店もありますし、スーパーでも買うことができます。
オイルサーディンはおつまみにぴったり。
そのままでもいいですし、缶のままオーブントースターなどで少し加熱したり、醤油を少し垂らしてもおいしいです。
オイスターソース
マカオには有名なオイスターソースのメーカーがあります。
「李錦記」というブランドで、老舗です。香港やマカオのスーパーで買えます。
軽くて使いやすいチューブ式のものがお土産に最適です。
オイスターソースは、炒め物や中華スープに使うとバッチリ味が決まります。
クセがなくコクとうまみがある、わが家でも料理に欠かせない調味料の1つです。
ぜひご家庭で本場の味を再現してみてください。
中国茶
中国茶は香港や台湾、中国でも有名ですね。
世界遺産セナド広場から徒歩10分ほどの場所にある、十月初五日街に専門店が数軒あり、量り売りで購入できます。
そのほかスーパーには、気軽に飲めるティーバッグタイプのものもあります。
定番のウーロン茶やプーアル茶、ジャスミン茶のほか、紅茶や緑茶もおすすめです。
ウーロン茶
定番のウーロン茶の中でも、特に香りがよく人気が高いのが、広東省でも生産されている「鉄観音」です。
そのほか有名なのは「凍頂烏龍茶」「東方美人茶」「大紅袍(だいほんばお)」で、中でも「大紅袍」は国賓にお茶を入れる際に使われるレベルの高級茶葉です。
プーアル茶
プーアル茶は茶葉を発酵させて作ります。
油を流す作用や利尿作用があり、ダイエットや健康にいいと人気です。
茶葉が開くとお茶が真っ黒になりやすいので、適宜お湯を足しながら飲みます。
香片(ジャスミン茶)
香片(ヒョンピン、ジャスミン茶)はジャスミンの花の香りが心地よい花茶です。
工芸茶などもあり、専門店では1粒から購入できます。
日本人からの人気ナンバーワンのお茶で、飲茶でも人気です。
ライチ紅茶(フレーバーティー)
ライチの香りをつけた紅茶は、フルーティーで飲みやすい味わいです。
緑茶も紅茶も元は同じ茶葉なのですが、中国の紅茶は珍しい印象がありますね。
緑茶
日本人の舌になじむ緑茶もおすすめです。中でも「龍井(ロンジェン)」と「壽眉(サウメイ)」は香り高く、澄んだ味わいで地元の人に人気です。日本のものと遜色ない高いレベルのお茶ですので、どなたへのお土産にもおすすめできます。
マカオの思い出を持ち帰ろう!
楽しかったマカオの思い出を持ち帰るなら、長年愛され続けてきた定番のお土産はいかがでしょうか。ここに紹介したものは万人受けするものばかりなので、きっと先方に喜んでもらえますよ。
マカオのガイドブックは地球の歩き方 マカオ 2018~2019がおすすめです。地図が素晴らしい。
以下におすすめのマカオ旅行本を紹介しておきます。
マカオ行ったらこれ食べよう!: 地元っ子、旅のリピーターに聞きました。
CREA Traveller Autumn 2019 (新しさと懐かしさと 香港・マカオ)
マカオは何が名物なの?マカオのお土産で何が有名?というのは、お客さんによく聞かれる質問の1つです。
マカオのお土産の中でも、ハズレがない伝統的な定番のお土産を、どこで買えるかなどと合わせて紹介します。
※情報は2019年12更新。
ガロ
ポルトガル伝来の「幸運を呼ぶ鶏」ガロは、マカオで最もポピュラーなお土産雑貨の1つです。
「ガロ」はポルトガル語で「雄鶏」という意味です。
置物やマグネット、キーホルダー、携帯ストラップなど、お土産には様々なものがあります。
小さくてキュートなキーホルダーは、女子受けが良く、ばらまき土産にもぴったりです。
色は黒が伝統的な基本色ですが、カラフルなものもあります。
ガログッズは町やホテル内、マカオタワー内のお土産屋さんや、空港などで購入できます。
ポルトガルでは「バルセロスの雄鶏」と呼ばれており、ゲーム「どうぶつの森」にも登場する有名な伝説の鶏なんです。ガロの伝説を紹介します。
ポルトガルの幸運の鶏・ガロ伝説
むかしむかし、1人の信心深い青年が聖地巡礼のためポルトガルのバルセロスという町に立ち寄りました。
その晩、彼の泊まった宿で銀貨が盗まれるという事件が起き、町の人たちはよそ者である彼を疑って捕まえてしまいます。
青年は無実を訴えますが、必死の祈りもむなしく、有罪判決の後死刑を宣告されました。
青年は「最後に一度だけ裁判官と話がしたい」と頼み込み、死刑執行の朝、裁判長の家を訪れることが叶いました。
青年が裁判長の家を訪れたとき、そこはホームパーティーの準備中でした。
青年は改めて自分の無実を訴え、「もし私の言っていることが真実なら、この丸焼きの鶏が立ち上がって時を告げるでしょう」と言いました。
裁判長は「そんなことが起きるはずはない」と笑って、青年の話を取り合いませんでした。
しかし客人が集まり、いざホームパーティーを始めようとしたそのとき、本当にテーブルの上の丸焼きの鶏が立ち上がって鳴いたのです!
大変驚いた裁判長は、あわてて「今すぐ死刑執行を中止するように」と伝達しました。
そのとき刑場では、不思議なことに青年の首から縄が抜け、奇跡的に青年の命が助かっていたのでした。
幸運を呼ぶ鶏・ガロのグッズを持ち帰って、ご自宅に福を運んでみてはいかがですか。
カジノグッズ
カジノグッズはマカオの定番のおみやげの1つです。
カジノ好きな方には特に喜ばれます。
カジノホテルはもちろん、空港や、町のお土産屋さんなどでも購入可能です。
カジノチップのレプリカやキーホルダー、スロットマシン型のおもちゃなどがあり、カジノチップのレプリカはゴルフの際のマーカーとして使えます。
グリーン上でよく目立つカジノチップマーカーは、ゴルフ好きの方に贈ると受けがいいです。
また、カジノで実際に使われている「Angel」ブランドのトランプはコンビニでも買えます。
こちらは日本製の高品質な紙製トランプで、マカオでとても有名です。
ポルトガルのテーブルウェア
ポルトガルのランチョンマットやテーブルセンター、花瓶置きも定番です。
ポルトガルの男の子と女の子がダンスをしている絵柄のものや、幸運を呼ぶ鶏・ガロの絵柄など、素朴なポルトガルらしさが魅力です。
サイズや色が何種類かあるので、ご自宅にピッタリなものが見つかるでしょう。
軽くてかさばらないので、帰国の際もラクラク持ち運べると人気があります。
クッキー
お土産の定番、お菓子を選ぶならクッキーがおすすめです。
マカオには老舗のクッキー屋さんが数多くあります。
「鉅記餅家(コイケイベンガー)」や「咀香園餅家(チョイヒョンユンベンガー)」は、セナド広場周辺やタイパビレッジを中心に、多くの支店がある有名店です。
「餅」というのは中国語でビスケットのような焼き菓子を表します。
つまり「餅家」はお餅やおかきというよりは、「クッキー屋、ベーカリー」という意味の屋号です。
素朴な優しい味わいのクッキーは、どこか懐かしい気持ちになります。
全てマカオで手焼きをしているメイド・イン・マカオの商品ばかりです。
試食できるお店が多いので、お気に入りが見つかるまで食べ比べしてみてはいかがですか?
レトロなパッケージは、味があって魅力的です。
杏仁餅(アーモンドクッキー)
マカオの定番クッキー「杏仁餅(アーモンドクッキー)」は、アーモンドを砕いた粉を固めた優しい味わいの素朴なお菓子です。
沖縄名物ちんすこうのようなほろほろとした食感が特徴で、刻みアーモンドやカボチャの種、松の実が入ったものなど、種類も豊富にあります。
1つ1つ個包装のタイプは、職場用のバラマキ土産にもぴったりです。
中華圏で人気の卵黄やお肉のでんぶが入ったものなどもあり、珍しいもの好きの興味を引きますが、肉を含む製品は日本に持ち込めません。
購入の際はパッケージをよく見て「肉」という字が入っていないものを選びましょう。
蛋巻(エッグロールクッキー)
「蛋巻」はシガールやルーベラのような、くるっと巻いたロールクッキーです。
こちらはリッチなバターの風味を楽しむというよりは、素朴な卵の甘みが印象的な優しい味が老若男女に愛されています。
どなたにも喜ばれるお菓子は、お茶受けにぴったりです。
年配の方からお子さんのいるご家庭まで、ハズレなしの安全牌と言えます。
芝麻餅(黒ゴマビスケット)
こちらはビスケットと言っても、一般的に想像する厚みのあるものではなく、チュイールのような薄焼きクッキーです。
黒ゴマが表面に敷き詰められており、とても香ばしく軽いのでぺろりと食べられます。
レトロな箱がかわいく、素朴なマカオ菓子らしさが魅力です。
金銭餅(卵ビスケット)
金銭餅は、黒ごまビスケットからごまを抜いたような商品です。
素朴な優しい卵の味わいが魅力的な薄焼きクッキーで、地元の人の間で人気があります。
クッキーをお金に見立てた、縁起のいい名前も人気の秘訣です。
ヌガー
ヌガーもマカオの定番のおみやげの1つです。
1つ1つ個包装なので、バラマキ土産にもぴったりです。アーモンドが入った定番もののほか、ブルーベリー味の変わり種も登場しています。
ワイン
マカオではポルトガルのワインが手頃な価格で手に入ります。
ポルトガルのテーブルワインはラベルがおしゃれなものも多いので、ジャケ買いするのもいいですね。
赤白とも軽めで、スッキリ飲めます。
ワインはスーパーで購入できるほか、マカオフェリーターミナル3階のお土産屋さんはポートワインの品揃えが豊富でおすすめです。
日本に持ち帰る際は、スーツケースに入れて預け荷物としてください。
100ml以上のボトルの機内持ち込みはできません。
VINHO VERDE(ヴィーニョヴェルデ)
白ワインの中でも、特に若い微発泡のワインです。
フルーティーな飲み口で、女性に人気があります。
初夏から晩秋にかけて、ピクニックやホームパーティーにも最適です。
PORT WINE(ポートワイン)
熟成の途中でブランデーを加えた酒精強化ワインです。
ポートワインは美食の国フランスでほとんど飲み尽くされてしまい、日本にはあまり入ってきません。
ハウスワインのように一晩で飲み切る必要がなく、開栓から1か月ほどは品質が変わらないワインです。
ポートワインには、白、赤、タウニーの3種類があります。
白が一番若く、タウニーが一番熟成が進んだものです。
白は食前酒に最適です。炭酸と割ってレモンを絞れば、ポートスプラッシュというさわやかで飲みやすいカクテルになります。
同じく赤も、炭酸とジュースを組み合わせて、おいしいカクテルが作れます。
タウニーは、おちょこくらいのグラスで、食後や寝酒に少しずつ飲むのがポルトガル流です。
フレンチのお店に行くと、大きなワイングラスになみなみついでくれて、ちょっとお得な気分になります。
チョコレートのような甘く芳醇な香りが特徴です。ぶどうなどのフルーツやチョコレートにもよく合います。
ビンテージはLBV(レイト・ボトルド・ビンテージ)や10年、20年、30年ものなどがあり、フランス料理店などでは二―ポートというメーカーの20年ものあたりを置いていることが多いです。
熟成が深まるにつれ、味に深みが出て甘みが増してきます。
お酒好きな方へのお土産には、10年もののビンテージがコスパが良くおすすめです。
オイルサーディンの缶詰
ポルトガルの缶詰の中でも、オイルサーディンは定番です。
ポルトガルの缶詰専門店もありますし、スーパーでも買うことができます。
オイルサーディンはおつまみにぴったり。
そのままでもいいですし、缶のままオーブントースターなどで少し加熱したり、醤油を少し垂らしてもおいしいです。
オイスターソース
マカオには有名なオイスターソースのメーカーがあります。
「李錦記」というブランドで、老舗です。香港やマカオのスーパーで買えます。
軽くて使いやすいチューブ式のものがお土産に最適です。
オイスターソースは、炒め物や中華スープに使うとバッチリ味が決まります。
クセがなくコクとうまみがある、わが家でも料理に欠かせない調味料の1つです。
ぜひご家庭で本場の味を再現してみてください。
中国茶
中国茶は香港や台湾、中国でも有名ですね。
世界遺産セナド広場から徒歩10分ほどの場所にある、十月初五日街に専門店が数軒あり、量り売りで購入できます。
そのほかスーパーには、気軽に飲めるティーバッグタイプのものもあります。
定番のウーロン茶やプーアル茶、ジャスミン茶のほか、紅茶や緑茶もおすすめです。
ウーロン茶
定番のウーロン茶の中でも、特に香りがよく人気が高いのが、広東省でも生産されている「鉄観音」です。
そのほか有名なのは「凍頂烏龍茶」「東方美人茶」「大紅袍(だいほんばお)」で、中でも「大紅袍」は国賓にお茶を入れる際に使われるレベルの高級茶葉です。
プーアル茶
プーアル茶は茶葉を発酵させて作ります。
油を流す作用や利尿作用があり、ダイエットや健康にいいと人気です。
茶葉が開くとお茶が真っ黒になりやすいので、適宜お湯を足しながら飲みます。
香片(ジャスミン茶)
香片(ヒョンピン、ジャスミン茶)はジャスミンの花の香りが心地よい花茶です。
工芸茶などもあり、専門店では1粒から購入できます。
日本人からの人気ナンバーワンのお茶で、飲茶でも人気です。
ライチ紅茶(フレーバーティー)
ライチの香りをつけた紅茶は、フルーティーで飲みやすい味わいです。
緑茶も紅茶も元は同じ茶葉なのですが、中国の紅茶は珍しい印象がありますね。
緑茶
日本人の舌になじむ緑茶もおすすめです。中でも「龍井(ロンジェン)」と「壽眉(サウメイ)」は香り高く、澄んだ味わいで地元の人に人気です。日本のものと遜色ない高いレベルのお茶ですので、どなたへのお土産にもおすすめできます。
マカオの思い出を持ち帰ろう!
楽しかったマカオの思い出を持ち帰るなら、長年愛され続けてきた定番のお土産はいかがでしょうか。ここに紹介したものは万人受けするものばかりなので、きっと先方に喜んでもらえますよ。
マカオのガイドブックは地球の歩き方 マカオ 2018~2019がおすすめです。地図が素晴らしい。
以下におすすめのマカオ旅行本を紹介しておきます。
マカオ行ったらこれ食べよう!: 地元っ子、旅のリピーターに聞きました。
CREA Traveller Autumn 2019 (新しさと懐かしさと 香港・マカオ)