【マカオ世界遺産】聖ドミニコ教会は明るい黄色が美しい映えスポット

マカオの世界遺産聖ドミニコ教会と聖ドミニコ前広場は、セナド広場から近い華やかな写真映えスポットです。

マカオ観光でぜひ訪れたい、かわいらしい教会について紹介します。

 

 

おすすめの撮影ポイント

マカオ世界遺産 聖ドミニコ教会

 

聖ドミニコ教会は、外観も内部も美しい教会です。

マカオらしい素敵な写真を撮るポイントを紹介します。

 

まぶしいイエローが魅力!南国らしく見せるポイント

教会外観をバックに写真を撮る場合は、左手のヤシの木を少し入れると、南国風の雰囲気が出てマカオらしいです。

時間帯によって建物の影ができますので、記念写真は日の当たる場所に出た方が、お顔がきれいに映ります。

 

教会内部は最前列で順番に

教会内部は、白でまとめた壮麗な雰囲気がきれいです。

テンションが上がっても、声を上げないように気をつけてくださいね。

 

ぜひ最前列まで進み、聖母像をバックに記念撮影しましょう。

人が多い場合は、譲り合って順番にお願いします。

 

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教会見学のルール

教会内は、写真撮影OKです。

 

神聖な場所であること、敬意を払うことを忘れずに。

入場の際は帽子を脱ぎ、滞在中はおしゃべりを控えてください。

教会内では、飲食禁止です。

マカオで厳しく言われるところは少ないですが、教会見学にミニスカートやホットパンツ、ノースリーブなど肌を露出した服装はふさわしくありません。

世界遺産見学の予定がある場合は、気をつけておきましょう。

 

聖ドミニコ教会&広場概要

マカオ世界遺産 聖ドミニコ教会 写真

 

レモンイエローが美しい「聖ドミニコ教会」と、教会前の小さな石畳の広場「聖ドミニコ前広場」はいずれもマカオの世界遺産「歴史市街地区」の見どころとして数えられます。

 

聖ドミニコ教会の歴史

 

聖ドミニコ教会は、1588年にメキシコからマカオにやってきた、スペイン人の聖ドミニコ会修道士により建てられました。

日本では、秀吉が刀狩を行い、ばてれん追放令を出した年の出来事です。

 

教会はセナド広場に隣接しており、街の中心に位置します。

かつてはこの辺りにお粥の屋台が出ており、青空床屋が営業し、にぎやかな場所でした。

木造で板張りの教会だったことから来た「板樟堂(baan2 joeng1 tong4、バーンジョントン)」という別名が、そのまま地名になっています。

 

ファサードの意匠

聖ドミニコ教会は、マカオに住んでいたポルトガル人と、メキシコを植民地にしていたスペインの影響を受けた、ラテンの雰囲気が印象的な外観です。

 

ファサードには、聖ポール天主堂の影響が見られます。

1番上の三角の部分にある白黒のマークが、ドミニコ会のシンボルです。

白は純潔を表し、黒は忠誠を表します。

2層目にある楕円形のシンボルには、「AM」の文字がデザインされています。

これは「アベ・マリア」という意味です。

 

教会内の慈愛にあふれる聖母像

ロザリオを持つ聖母マリア像が教会の主祭壇にあることから、聖ドミニコ教会は「バラの花聖母教会(玫瑰聖母堂)」という愛称で親しまれています。

聖母像の頭上、天井に描かれているマークはドミニコ会のシンボルです。

 

ちなみに、教会の聖母像に向かって左手には「聖フランシスコ・アシシ」像があります。

動物とおしゃべりができた聖人で、頭のてっぺんを剃るトンスラという髪型をしています。

同じ「聖フランシスコ」様であることから、日本でザビエルと間違えられて、似顔絵のモデルになったと言われる人です。

 

イベント:5月ファティマ聖母行列

マカオ ファティマ聖母行列

 

日時:5月13日 17:45~

ルート:聖ドミニコ教会~ペンニャ教会

所要時間:2時間程度

※2020年の開催は未定です。

情報が入り次第更新します。

 

ファティマ聖母行列は、ポルトガルの「ファティマ」に聖母が出現した日を祝うお祭りです。

聖母は1917年5月13日に初めて3人の子供たちの前に現れ、10月13日に7万人の群衆が奇跡を目撃するまで、様々なお告げを残しました。

1967年にこの出来事がカトリック教会に公認され、5月13日が「ファティマ聖母の記念日」になりました。

 

聖ドミニコ教会から、南湾のマカオ政府本部ビル前を通って、眺めのいいペンニャの丘にあるペンニャ教会まで、ファティマ聖母像をおみこしのようにかついでパレードします。

誰でも飛び込みで参加可能ですが、撮影や観光で行く場合は、節度を守って真摯な気持ちで見学をお願いします。

このイベントにはかなりの数のカトリック教徒が参加しますから、敬虔な信者たちの祈りの邪魔にならないよう、気を配りましょう。

 

キリスト教博物館を併設

マカオ世界遺産 聖ドミニコ教会 博物館

聖ドミニコ教会の右手には、併設の小さな無料博物館があります。

階段のみですが、キリスト教に関連する品物が多数並べてあるので、興味がある方はのぞいてみてください。

冷房が効いているので、暑い季節は小休憩にぴったりです。

 

古い建物のため、最上階の鐘楼の見学は、最大人数が決まっています。

譲り合って見学しましょう。

 

施設情報

聖ドミニコ博物館

玫瑰堂聖物寶庫

Treasure of Sacred Art

 

住所:澳門聖母玫瑰堂前地(聖ドミニコ教会隣接)

開放時間:10:00~18:00

入場無料

 

アクセス・行き方

マカオ世界遺産 聖ドミニコ教会 アクセス

セナド広場から徒歩3分、

聖ポール天主堂跡から徒歩5分です。

 

聖ポール天主堂跡へは、タクシーが便利です。

セナド広場へは、ソフィテルホテル(十六浦)から徒歩7~8分、

リスボアホテル(葡京)から徒歩10分、

グランドエンペラーホテル(英皇)から徒歩7~8分ほどです。

 

ガイドブックはガイドブックは地球の歩き方 マカオ 2018~2019がおすすめです。地図が素晴らしい。

 

地球の歩き方 マカオ 2018~2019

 

 

施設情報

聖ドミニコ教会

板樟堂(玫瑰堂)

St.Dominic’s Church

 

住所:板樟堂前地

開放時間:10:00~18:00

 

 

ラテンの明るい雰囲気の教会を訪ねよう

聖ドミニコ教会は、明るい雰囲気がマカオらしい、見どころいっぱいの世界遺産です。

セナド広場からすぐで、回りやすい便利な場所にありますので、マカオ観光の際はぜひ足を止めてみてくださいね。

 

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