海外に行って、文化や生活習慣の違いに驚くことは多いですよね。
中でも顕著なのはトイレに関することです。
中国ではドアがないニーハオトイレ、台湾ではペーパーを便器に捨ててはいけないなど、ずいぶん日本とは違います。
では、香港マカオはどうでしょうか?
私の住んでいるマカオを中心に紹介します。
女子トイレの便座が上がっている謎
男性はご存じないかもしれませんね。
女性用トイレの便器が上がっているのはなぜ?というのは、お客さんからよく受ける質問です。
マカオの人は立ってする、とか女装している男性が多い、というわけではありません。
潔癖なのです。
便座に肌が触れるのが嫌だ、という理由でスクワットで、します。
最近は日本の若い人にも、そうする人が増えていると聞きました。
他には、田舎から来た観光客は、便座を上げてその上で和式スタイルを取る、という明治時代みたいな話も聞いたことがあります。
現場を見たことがないので、信じるか信じないかはあなた次第です。
香港マカオのトイレは清潔なのか?
場所によります。
例えばデパートやホテル、カジノリゾートの中のトイレは比較的きれいで、日本と変わりません。
レストランは、お店によります。
高級店であればトイレもきれいですが、ローカル食堂では紙がない、そもそもトイレがないという場合もあります。
逆に世界遺産など街中の公衆トイレは、最低限の設備です。
まず紙がありませんので、ポケットティッシュは必須。
ポケットティッシュは、食事の際にも必要なので、香港マカオでは必ず持ち歩きましょう。
カジュアルなお店では、紙ナプキンを置いていないところが多いです。
紙ナプキンをくれと言うと、有料のポケットティッシュ(1包MOP2程度、30円弱)を寄こされます。
出先では、行けるときにトイレに行っておくのが鉄則です。
トイレ綺麗さランキング
S ホテル
A ショッピングモール、空港
B カジノ周辺、フェリーターミナル
C 公衆トイレ
リスボア系列のホテルのトイレは、開きドアが自動で開くので、最初は驚きます。
グランドリスボアの男性用トイレには、1000ドル札が舞う成金趣味のインテリアがありました。
マカオのホテルやカジノ周りでは、ほとんどがセンサー式の水洗システムと洗面台を採用しています。
ウォシュレットはある?
悩ましい海外旅行でのウォシュレット問題。
マカオにウォシュレットはあるか?
答えは「一部の高級ホテル客室にのみ」あります。
日本のように、どこにでもあるというわけではありません。
ウォシュレットのあるホテル
ホテルオークラ
バンヤンツリー
モーフィアス
他にご存じだったら教えてください。
どんな高級ホテルでも、ウォシュレットがついているところは少ないんです。
ウォシュレットがないとダメ、という方にはこれらのホテルをおすすめします。
ところ変われば
マカオに来て、中国のお尻丸出しズボンをはいた子どもを見て驚いたり、色々な経験をしました。
排泄は生活の一番ベーシックな部分なので、カルチャーショックも大きかったです。
逆に海外の人は、日本はどこにでもウォシュレットがあるので、驚いているかもしれませんね。
マカオのガイドブックは地球の歩き方 マカオ 2018~2019がおすすめです。地図が素晴らしい。
以下におすすめのマカオ旅行本を紹介しておきます。
マカオ行ったらこれ食べよう!: 地元っ子、旅のリピーターに聞きました。