マカオ最大の人気リゾート、ベネチアンホテルは広大な敷地にカジノ、ショッピングモール、劇場、レストランなどいくつもの施設があります。
イタリアの水の都・ベネチアをテーマにしたホテルは、2007年にラスベガスからさらにスケールアップしてマカオに誕生しました。
連日お客さんであふれかえる、ベネチアンホテルの人気の秘密に迫ります。
※情報は2020年1月更新。1MOP(マカオパタカ)=約13.5円
- 1つの町のような大規模な施設
- フロアガイド
- 映えるインテリアにくぎ付け!
- グルメも納得の美食を堪能!
- 夜更かしさんも朝活も!眠らない街を思う存分満喫
- 行き方・アクセス
- ベネチアンホテルのゴージャスな魅力を楽しもう!
1つの町のような大規模な施設
ベネチアンホテルは、世界最大級のホテルです。
延べ床面積は世界で7番目で、カジノは東京ドームのグラウンドくらいの広さがあります。
ホテルやカジノとしては世界一のサイズ感を誇ります。
従業員数は2万人規模で、1つの町のような大きなホテルです。
どんな過ごし方がお好みですか?
ベネチアンはお店や施設も充実しているので、大興奮のカジノやショッピングで夜更かし、スパやプールでのんびりリゾート気分など、思い思いの過ごし方ができます。
フロアガイド
大変大きな建物ですから、まずはロビーのコンシェルジュデスクで地図を入手するのがおすすめです。
日帰りでは回りきれないほどの見どころがありますよ。
1階にはカジノ、コンサートホール、レストラン、カフェ、DFSなどがあります。
カジノは、東京ドームが丸々1個すっぽり入るほどの大きさです。
2階と4階がなく、3階にショッピングモールとレストラン、5階はスパとプール入口、キッズ用施設などがあります。
3階のショッピングモールは600店舗ほどが軒を連ね、1周1時間以上かかる巨大さです。
男性に人気のサウナですが、ホテル内にはありません。マカオ半島まで行かれるのがおすすめです。
プール
プールは屋外にあり、開放的な雰囲気です。
イタリア料理レストラン「 ポルトフィーノ」の外に当たります。
5階に受付があり、ここから1階に降りるとプールです。
数年前はDJが入るナイトプールパーティーが開かれていました。
ショー
西ロビーを入ってすぐ右手に、コタイ・アリーナという大きな会場があります。
現在、大きなコンサートやショーはこちらで行われることが多いです。
また1階Cafe Deco前、スタバ横にザ・ベネチアン・シアターという劇場があります。
ここは2012年までシルク・ド・ソレイユの常設劇場で、「ZAIA」というショーを行っていました。
客室
部屋数は3,000室あり、その全てが70㎡以上のスイートタイプです。
広々としていて、リビングとベッドルームのエリアが別れており、豪華リゾートを演出します。
ゴージャス感あふれる、大理石のバスルームは美しく快適です。
2017年に10周年を迎え、全室リノベーションを済ませました。
チェックインとチェックアウト
チェックインカウンターは西ロビー入って右手奥と、メインロビー入ってすぐの2か所あります。
13時頃からチェックインできることがありますが、いずれにせよ30分以上待つことが多いです。
チェックインは、代表者1人がグループ全員分のパスポートを持っていれば、まとめてできます。
子どもや年配の方がおられる場合は、近くのベンチに座って待ってもらうのがいいでしょう。
部屋の冷蔵庫や電話を使わない場合は、預かり金(デポジット)も不要です。
チェックアウトは清算がなければ、ルームキーをケースごと金色のポストのような「Express Check Out (エクスプレスチェックアウト)ボックス」に入れるだけです。
映えるインテリアにくぎ付け!
ベネチアンでは、思わずシャッターを切りたくなる、テーマパークのようなインテリアに目を奪われます。
ディズニーランドやイクスピアリみたいですねとおっしゃるお客様も多いです。
色合いがどことなく似ていますよね。
天井画がゴージャスなメインロビー噴水前
まずメインロビーに入って驚くのは、ゴージャスな噴水と天井画の迫力です。
ここは写真撮影スポットとしても定番で、人気があります。
宿泊客には毎日ここで18時まで無料の写真撮影&プリントサービスが行われていますので、お部屋の鍵のケースを持ってきてください。
カメラを持って噴水前でスタンバイしているスタッフに声を掛ければ、すぐに撮影してくれますよ。
ベネチアの街を再現したショッピングモール
あっと驚くベネチアの街を再現した3階のショッピングモールは必見です。
天井には空の絵が描かれ、まるで屋外にいるような錯覚に陥ります。
思わず現実感と時間感覚を失う、不思議な空間がベネチアンの醍醐味です。
ゴンドラ・ライド
モールには3か所運河が設置してあり、ゴンドラ・ライドを楽しむこともできます。
所要時間は、行って帰って15分ほどです。
ゴンドラに乗った後はどこで降りるのかというと、乗った場所まで戻って降ります。
ゴンドリエーレと呼ぶ船頭さんの美声による歌も見どころです。
曜日や時間帯によってはゴンドラ乗船の列ができていることもあります。
チケットを買う前に、スタッフに待ち時間があるか確認するといいでしょう。
ゴンドラライド施設情報
営業時間:サンルカ運河11:00~19:00、それ以外11:00~22:00
乗船料金:月~金 大人145MOP(約1,960円)、子ども(1~11歳)115MOP(約1,550円)、貸し切り(4名まで、それ以上は追加料金)560MOP(約7,560円)
土日とマカオの祝日 大人158MOP(約2,130円)、子ども(1~11歳)120MOP(約1,620円)、貸し切り(4名まで、それ以上は追加料金)598MOP(約8,070円)
※ゴンドラは6人乗り、0歳の赤ちゃんは無料
ベネチアンホテルのお土産
ゴンドラ・ライドのチケットは、運河そばのお土産屋さんで購入できます。
ベネチアンマスクやベネチアンオリジナルグッズを始め、マカオグッズや定番雑貨土産など、マカオの旅の思い出になるようなグッズばかりです。
覗いてみるだけでも楽しくて、気づくと結構時間が経ってしまっていたりします。
グルメも納得の美食を堪能!
ホテル内には、多くのレストランがあります。
せっかく旅行に来たからには、現地のおいしいものを楽しみたいという方も、お任せください。
ありますよ、おすすめのレストラン。
サンズリワード会員というカジノの会員になると、レストランでの食事やベネチアン直営のお土産屋さんでの買い物が10%引きになり、お得です。
パスポートがあれば、簡単に会員になれます。
入会希望の場合は、カジノ内のサンズリワードクラブ専用カウンターにパスポートを持って行きましょう。
「我想入会」と漢字で書いて渡せば、伝わります。
Lord Stow’s Bakery(ロード・ストウズ・ベーカリー)/エッグタルト
デザートに、マカオ名物エッグタルトはいかがですか?
マカオのエッグタルト発祥のお店「Lord Stow’s Bakery(ロード・ストウズ・ベーカリー)」で、ぜひ試してみてください。
サクサクのパイ生地に焼き色のついた焼きプリンのようなカスタードが詰まっていて、間違いないおいしさに思わず顔がほころびます。
カフェはいつも並んでいますが、カフェのすぐ脇にあるテイクアウトスタンドは、並ばずに買えることが多い穴場です。
エッグタルトは1つ10MOP(約140円)です。
場所は3階ショッピングモール内、中央のホールからフランク・ミューラーのある「マスク・ストリート」を入り、1つめを右に入った運河沿いにあります。
ちょっとわかりにくい場所にあるので、通り過ぎないよう気をつけましょう。
フードコート・ファーストフード
手軽に済ませたいならフードコートやマクドナルド、スターバックスコーヒーなどを利用できます。
フードコートは3階にあり、指差しで注文できるので便利です。
テイクアウトもできます。持ち帰りは英語で「To go(トゥーゴー)」または中国語で「打包(ダーバオ)」と伝えればOKです。
あまりおいしくないハズレメニューも、たまにあります。
フードコートのおすすめは、香港発の点心専門店「添好運(ティムホーワン)」です。
ロンドナーマカオ内にもお店がありますが、いつも混雑しているので手軽に楽しめるフードコートがおすすめです。
スタバは1階に2か所あります。
南チェックインカウンターそば、カフェデコ前の店舗は、スターバックスリザーブロースタリーで、唯一無二のコーヒー体験ができるおしゃれなお店です。
コーヒーカクテルやオリジナルグッズを楽しめます。
夜更かしさんも朝活も!眠らない街を思う存分満喫
マカオなら、24時間遊びつくすことが可能です。
カジノは24時間営業
カジノでは深夜・早朝関わらず、いつ行っても必ず誰かが遊んでいます。
基本的に台風でも営業していますが、2018年の猛烈な勢力の台風22号、別名「マンゴスチン」上陸の際は、シグナル10発令に伴い史上初めて33時間にわたりカジノが営業停止しました。
非常に強い台風が上陸した場合には、今後も営業停止する可能性があります。
朝食・夜カフェ・夜食もおまかせ
カジノ内にある「レッド・ドラゴン」は24時間営業しています。
麺や中華の定食などが楽しめます。
カジノに隣接した「帝王点心」は、朝は8時から夜は24時までオープンしています。
一般的な中華レストランで点心が食べられるのはランチタイムのみですが、こちらは夜でも点心を楽しめます。
お昼に飲茶をしそびれた場合にもおすすめです。
パイナップルパンやタピオカドリンクなどの喫茶メニューもあり、夜お茶もできますよ。
遅くまで営業しているので時間を気にせずお買い物を楽しめる!
ショッピングモールは平日は23時、週末とマカオの祝前日は24時まで営業しています。
夕食を食べた後やショーを見に行った後でも、ゆっくりお買い物ができるのが嬉しいですね。
行き方・アクセス
無料のシャトルバス網が発達していますので、気軽に利用してラクラク移動しましょう。
未成年でも乗車できますが、12歳以下の子どもはマカオの決まりで最前列には座れませんので注意が必要です。
所要時間はマカオフェリーターミナルから40~50分、タイパフェリーターミナルから10~15分ほどです。
シャトルバス運行時間
シャトルバスは、5分~20分に1本、マカオ内の各所へ往復しています。
【マカオフェリーターミナル発】9:40~20:40、
【マカオフェリーターミナル行き】9:00~20:00、12~15分ごと
【タイパフェリーターミナル発】8:45~24:15、
【タイパフェリーターミナル行き】8:10~23:35、7~10分ごと
【中国国境ボーダーゲートから往復】9:30~22:00、5~10分ごと
【空港から往復】11:00~21:30、15~20分ごと
【サンズホテルから往復】11:00~22:30、15~20分ごと
最新の情報は下記をご参照ください
https://www.venetianmacao.com/travel-services/free-shuttle-service.html
タクシー
街中からタクシーに乗る際は「威尼斯人」とメモに書いて渡すのが一番確実です。料金は、マカオ半島の世界遺産エリア付近から70MOP〜100MOP(約1,000円〜1,400円)程度です。
ベネチアンホテルのゴージャスな魅力を楽しもう!
ベネチアンホテルは、1日では回り切れないほどの大きさと、ワクワクするようなテーマパークの雰囲気が魅力のカジノリゾートです。
2泊くらいすると大体ホテルの中がわかってくる、とよくお客さんに言われます。
宿泊しなくても楽しめますが、やはりベネチアンの魅力を満喫するなら宿泊がおすすめです。
宿泊のご予約は公式サイトからどうぞ。