2021年5月にオープンした新施設、マカオスタジオシティの本格ウォーターパーク「水上楽園」へ、夏休みに家族で遊びに行ってきました。
おすすめポイントや注意点について紹介します。
実際に水上楽園で遊んでいる様子は、こちらの動画をご覧ください。
新エリア巨大なバケツと絶叫ウォータースライダー
新しく増築されたのは、大量の水がまき散らされる子ども向けの水遊びエリア「ゴールデン・バケット」と、高さ20mからスリリングなウォータースライダー5種類が楽しめる「ザ・ハイポイント・ツイスター」のエリアです。
砂浜のある流れるプールと、もうひとつの子ども向け水遊びエリアは以前宿泊者用のプールに含まれていましたが、現在はウォーターパークの一部となっています。
現在、宿泊者用の無料プールは、小さめのプールとジャグジーだけです。
温水ジャグジーは、宿泊者用のプールにしかありません。
肌寒い日は避けた方が良さそうです。
利用の注意点
利用してみて気になったポイントを紹介します。
飲食について
残念ながら、無料のお水の配布はありません。
また、飲食物の持ち込みは禁止です。
12歳未満の子どものための飲食物や、アレルギーのある方のための特別な飲食物は、持込OKです。
入場の際、特に手荷物チェックはありませんでした。
私は子ども用に330mlのお水を1本持って行きましたが、十分でした。
施設内の売店は、現金が使えません。
炎天下での活動はのどが渇きます。
クレジットカードかマカオパス、モバイル決済を事前に準備しておきましょう。
ロッカー
ロッカーは無料で、更衣室の中と外にあります。
外のロッカーの方が、忘れ物や飲み物を取りに戻るのに便利だと感じました。
防水ケースに入れたスマホを持ち込んでいる人が多かったです。
私はカメラとお水だけ持ち、夫は手ぶらでした。
座って休憩できる場所も少ないですし、歩き回ったりして遊ぶので、荷物は必要最小限だけに留めるのがおすすめです。
更衣室
5歳以上は、異性の更衣室に入ることができません。
例えばワンオペでママが息子を連れて行く場合、外で待ち合わせになりますので注意が必要です。
できれば同性の大人が付き添うようにしましょう。
入場料金
身長90cmから入場料が必要で、子供料金の設定はありません。
スタジオシティの宿泊客であっても、ウォーターパーク入場には別途入場料が必要です。
入場券付きの宿泊パッケージなどもありますので、検討してはいかがでしょうか。
1.8トンの水がこぼれる映えスポット
こちらの目玉は、金色の大きなバケツから3分ごとに1.8トンの水がまき散らされるという仕掛けです。
水が落ちてくる前には、カンカンカンと大きな音が鳴って注意を引くので、水を浴びたい方も水を避けたい方も安心です。
派手な仕掛けは写真映えもバッチリ!
そのほか、ひもを引っ張ると水が落ちてくる仕掛けや、備え付けの水鉄砲、水がたまるとひっくり返る小さなバケツなど、色々な仕組みがあって楽しめます。
このエリアに上ると、頭から全身水浸しになることを覚悟してください。
スライダーは、未就学児でも余裕の小さなすべり台と、大人も遊べるミニスライダーが2本あります。
私も短いスライダーを試してみました。
最後は水にドボンする定番のスライダーで、楽しめましたよ。
高さ20mのウォータースライダー
水上楽園の目玉はこちらのウォータースライダーです。
2階に2種類、3階に3種類、計5種類のスライダーが楽しめます。
刺激レベルは3種類の顔文字で表示してあります。
身長制限は110㎝以上。
大人でも十分楽しめます。
刺激を求める方におすすめです。
2階はエキサイティングに楽しめる
2階は、1人乗りまたは2人乗りの浮き輪を持って階段を上ります。
「ストーム・チェイサー・シルバー」と、「ストーム・チェイサー・ゴールド」の2種類で、私たちが行ったときは「シルバー」の方は調整中でした。
「ゴールド」に1人で乗りましたが、顔も濡れず爽快に楽しめました。
怖さで言うと、ディズニーのコースターレベルです。
3階はスリリングな絶叫系
3階は、浮き輪が自動で上がってくるので、自分で持って上がる必要はありません。
浮き輪を使うのは「ハリケーン」「スーパータイフーン」の2種類です。
3階まで上がると列ができていますが、どちらがどちらかよくわからず、スタッフに聞いたところ「どっちも同じだよ」と言われました。
確かにそうかもしれないな、と妙に納得してしまいました。
乗ってしまえばどちらでも楽しめるでしょう。
気になる方のためにお伝えしておくと、右側が「スーパータイフーン」、左側が「ハリケーン」の列でした。
この2種類は、2~4人乗りです。
私は1人だったので乗れないと言われたのですが、幸い後ろに並んでいた女子が相乗りしてくれたので良かったです。
座る際には、足を伸ばさず、あぐらをかくようにと言われます。
水がかかったり、かなりスリルのあるライドです。
キャーキャー言ってストレス発散したい方にもおすすめです。
3階の1人用スライダーが、「トルネード」です。
これがこのウォーターパークで、一番刺激が強いライドです。
体1つで滑るタイプで、こちらはカメラの持ち込み不可でした。
滑り方が悪く、骨折した人がいるとのことですので、チャレンジしようと思っている方は注意してください。
滑る前に、鼻をつまむように指示されます。
おぼれないように、ちゃんと従いましょう。
こちらは私が行ったときには、ほとんど並んでいませんでした。
やんちゃそうな小学生集団が、何度もすべったりしていました。
流れるプール
親子で楽しめるのが流れるプール、です。
ベビーと一緒に楽しんでいる家族連れもいましたよ。
子ども用にライフジャケットの無料貸し出しがあります。
ライフジャケットの山があるので、セルフサービスでそこから取って着せ、遊び終わったら同じ場所に返しましょう。
大人が乗ってぷかぷかできる大きめの浮き輪があるので、適当に見つけて持ってきて乗りましょう。
数は多くありませんが、子ども用の小さめ浮き輪もあります。
上から水が流れるポイントがたくさんあり、1周すると濡れネズミになります。
顔を濡らしたくない方は、注意して遊びましょう。
子ども向け水遊び場所2
噴水とキッズ向けウォータースライダーが楽しめる「リトル・ラグーン」。
こちらは、身長90~140㎝の子どもが対象です。
息子は怖がりで試したがりませんでしたが、親子で浮き輪に乗って楽しめる「キディ・ブーメランゴ」は楽しかったらしく、2~3回乗りました。
1~2人用のライドで、2人乗りは前後につながった8の字型の浮き輪を使います。
よちよち歩きのベビーも楽しめるライトさでした。
水上楽園施設情報
水上楽園
Water Park
場所:スタジオシティマカオ3階
営業時間:12:00~20:00
定休日なし
入場料:MOP388(約5,400円)
身長90㎝以上有料、子供料金なし
オンラインオプショナルツアー予約サイトのKlookでは、チケットが割引で購入できます。
大人も子どもも楽しめるウォーターパーク水上楽園
今年オープンの新スポット、スタジオシティの水上楽園は、夏休みの終わりを惜しむ地元の人たちでにぎわっていました。
大人だけでなく、子どもが楽しめる施設や、親子で一緒に楽しめるアトラクションが多いです。
マカオは10月くらいまで泳げる日が多く、この施設も他のプールと同じく10月まで営業するとみられます。
コロナでの営業自粛が明けてすぐ行ったので、今回はそこまで混んでいませんでしたが、それでも座って休める場所はほとんどありませんでした。
自由に旅行ができるようになると、かなりの混雑が予想されます。
思う存分楽しむためには、準備万端で出かけるのをおすすめします。
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